
シルバーウィークの東北旅行、どこに行こうか迷っていませんか? 「せっかくの連休だから子供たちに特別な体験をさせてあげたいけれど、今年は3連休だけ…」そんな悩みを抱えるファミリーも多いはず。
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。


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私自身、東北各地を取材する中で「短期間でも充実した家族旅行ができる場所」として、平泉の魅力を実感してきました。
この記事では、東京から3時間でアクセス可能な世界遺産・平泉が、なぜ一泊二日の家族旅行に最適なのかを詳しく解説します。中尊寺の歴史ロマン、子供が喜ぶ体験アクティビティ、そして東北ならではのグルメ体験まで、コンパクトなエリアで全てが楽しめる理由をお伝えします。
読み終わる頃には、限られた時間でも家族みんなが満足できる「質の高い東北旅行プラン」が手に入ります。 都会では味わえない歴史と文化に触れながら、子供たちの心に残る特別な思い出を、平泉で作ってみませんか?
はじめに:なぜ今、平泉なのか?

2025年のシルバーウィークは9月13日(土)~15日(月)の3連休のみという、ちょっと物足りない連休になってしまいましたね。「え〜、たった3日?去年はもう少し長かったのに…」なんて思っている方も多いはず。
でも実は、この短い連休だからこそ注目したいのが岩手県の平泉なんです。
何度も足を運んでいますが、東京から平泉まで新幹線で約3時間という絶妙な距離感が、まさに「ちょうどいい!」と感じるんですよね。
実際に先日、東京から来られたファミリーの方とお話しする機会があったのですが、「子供たちが飽きる前に着いたので助かりました!」とおっしゃっていました。確かに、飛行機だと空港までの移動時間もかかるし、車だと渋滞が心配。新幹線なら時間も読めるし、車内でゆっくりできますからね。
ちょっと待って、平泉って何があるの? という方もいらっしゃるかもしれませんね。簡単に言うと、平安時代末期に藤原氏が築いた「黄金の都」の跡地で、現在は世界遺産に登録されている歴史スポットです。特に中尊寺の金色堂は、当時の技術の粋を集めた建物として有名なんですよ。
平泉が「秋の短期旅行」に最適な3つの理由

理由1:アクセス抜群!東京から一泊二日で十分満喫

これ、本当に大事なポイントなんです。東京駅から平泉駅まで新幹線で約3時間13分。朝の10時頃に東京を出発すれば、お昼過ぎには平泉に到着できちゃいます。
東京から一ノ関の間は新幹線、一ノ関から平泉の間は在来線で7分という乗り継ぎも、実は子連れにはありがたいんです。なぜかというと、新幹線の長時間移動で疲れた子供たちが、ローカル線に乗り換えることで「わー、違う電車だ!」って気分転換になるんですよね。
「3時間も電車に乗ってられるかしら…」 と心配な方もいるかもしれませんが、新幹線なら座席も広いし、車内販売もあるし、意外とあっという間ですよ。むしろ家族でゆっくり話せる貴重な時間になります。
理由2:コンパクトな観光エリアで効率的な観光が可能
これがまた、平泉の素晴らしいところなんです。世界遺産群は半径1kmほどの範囲に集中しているので、「あっちもこっちも回らなきゃ!」という慌ただしさがありません。
例えば、平泉駅から中尊寺まで徒歩でも20分程度。毛越寺までなら10分程度です。レンタサイクルを借りれば、さらに楽々移動できますし、観光周遊バスもあるので選択肢も豊富です。
子連れだと移動が大変そう… と思われがちですが、実は平泉は子連れファミリーに優しい街なんです。後ほど詳しくお話ししますが、雨天時の避難場所もあるし、体験施設も充実しているんですよ。
理由3:秋の行事と東北グルメの両方を体験

ここからが平泉の真骨頂です! 11月1日~3日には「秋の藤原まつり」が開催されるのですが、これがもう素晴らしいんです。稚児行列や能楽の上演など、平安時代の雅な世界を現代に再現したお祭りなんですね。
でも「11月じゃシルバーウィークに間に合わないじゃない!」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。平泉の魅力は季節を問わず楽しめるんです。
特に注目したいのが、平泉名物の盛り出し式わんこそばと400年続く餅食文化。これはもう、東北でしか味わえない特別な体験です。

私も初めて平泉でわんこそばを食べたとき、「あれ?思ってたのと違う…」と思いました。というのも、盛岡のわんこそばのように「はい、じゃんじゃん!」って次々入れられるスタイルではなく、最初からお椀に盛られているんです。これが「盛り出し式」という平泉独特のスタイルなんですね。

ちょっと脱線:わんこそばの地域差って面白い 実は東北のわんこそばって、地域によって全然スタイルが違うんです。盛岡は「給仕式」で次々注がれるスタイル、花巻は「マッチ棒で数を数える」スタイル、そして平泉は「盛り出し式」
同じ「わんこそば」でも、こんなに違いがあるなんて面白いですよね。
一泊二日モデルコース:家族で楽しむ平泉の歩き方

さて、具体的にどんなスケジュールで回ればいいのか、実際に取材で回ったコースをベースにご紹介しますね。
1日目:歴史と文化に触れる
午前中(10:00頃):東京発→一ノ関経由→平泉着(12:53着の場合)

東京駅10:37発の「やまびこ57号」に乗れば、14:09に一ノ関着、14:42発の東北本線で14:53に平泉駅に到着です。お昼頃には現地に着けるので、午後からたっぷり観光できますね。
午後(13:30頃):中尊寺参拝(金色堂、弁慶堂)
まずは平泉のメインスポット、中尊寺へ。大人1,000円、小学生300円の拝観料がかかりますが、これは絶対に見る価値があります。
金色堂は本当に圧巻です。私も何度見ても感動します。ただし、撮影禁止なので、しっかり目に焼き付けてくださいね。

「金色堂って何がすごいの?」 という方に簡単に説明すると、建物の内外すべてが金箔で覆われた、いわば「黄金の宝石箱」のような建物なんです。平安時代(約900年前)にこれだけ豪華な建物を作った藤原氏の財力と技術力に、きっと驚かれると思います。
夕方(17:00頃):平泉グルメ体験(わんこそば or 餅御膳)
中尊寺見学の後は、お楽しみのグルメタイム! 私のおすすめは「駅前芭蕉館」のわんこそばか、「夢乃風」の餅御膳です。
2日目:家族体験と自然を満喫
午前中(9:00頃):毛越寺観光(浄土庭園散策)+体験アクティビティ
2日目は毛越寺からスタート。ここは中尊寺とは違って、建物よりも庭園が見どころです。平安時代の「浄土庭園」という、極楽浄土をイメージして作られた庭園なんですね。
特に池の周りを歩いていると、本当に心が落ち着きます。子供たちも「あ、魚がいる!」「あの石、何か形に見える!」なんて楽しそうに散策していました。
午後(13:00頃):お土産購入→平泉発→東京着
帰りは平泉15:09発の電車で一ノ関へ。一ノ関15:27発の「やまびこ60号」で東京には18:52に到着予定です。

時間に余裕を持ったスケジュールが大切です。 特に子連れの場合、予定通りに行かないことも多いので、ちょっとゆとりを持って計画することをおすすめします。
絶対食べたい!平泉グルメガイド

さあ、ここからが私の一番好きなパート、グルメのお話です!
平泉名物「盛り出し式わんこそば」

「駅前芭蕉館」は元祖盛り出し式平泉わんこそばの店として有名です。あらかじめ小分けにされたそばが運ばれてきて、自分のペースでゆっくり楽しめるのが特徴。
私が初めて食べたときの印象は「あ、これなら子供でも安心だな」でした。盛岡のわんこそばのように給仕さんが次々とそばを入れてくれるスタイルだと、小さな子供は「もうお腹いっぱい!」って言いたくても言えないかもしれません。でも平泉の盛り出し式なら、自分のペースで楽しめます。

薬味も豊富で楽しい! いくらや山菜、とろろなど、普通のそばでは味わえない贅沢な薬味がたくさん付いてきます。「次はどの薬味をのせようかな?」なんて選ぶのも楽しいんですよね。
住所
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉鈴沢3−1

伝統の餅文化を体験

これは本当に平泉ならではの体験です。「夢乃風」では藤原三代お餅膳として、ずんだ・あんこ・くるみ・くろごま・しょうが・お雑煮の6種類の餅が味わえます。
400年続く餅食文化なんて言うと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、要は「この地域の人たちは昔からお餅が大好きで、いろんな味付けを楽しんできた」ということなんです。
私が驚いたのは「しょうが餅」。最初は「え?お餅にしょうが?」と思ったのですが、食べてみると意外に美味しい! 体も温まるし、なるほど東北の寒い地域ならではの知恵なんだなと感心しました。

お餅が苦手な子供もいるかもしれませんが… 心配ご無用です。6種類もあるので、きっとお気に入りの味が見つかりますよ。ずんだ餅なんて、ほんのり甘くて子供たちにも人気です。
住所
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉花立11−2
【FAQ】平泉旅行でよくある質問

取材中によく聞かれる質問をまとめてみました。
Q1:3連休だけで平泉観光は十分ですか?
A:はい、十分すぎるほどです! 実際に私が同行した東京からの家族も「2日目の午後は時間が余っちゃった」とおっしゃっていました。むしろ「もう少しゆっくりしたかった」という感想の方が多いくらいです。
主要な世界遺産は半径1km圏内にあるので、慌てることなく回れます。時間に余裕があるからこそ、子供たちのペースに合わせて楽しめるんですよね。
Q2:小学生の子供連れでも楽しめますか?
A:これは自信を持って「はい!」とお答えします。歴史の物語性があるので、小学生くらいなら十分理解できるし興味も持ってくれます。
手作り体験も充実しているし、雨天時の屋内施設もある。さらに言えば、平泉の方々は子供にとても優しいんです。私が取材で同行した家族も「みなさん子供に声をかけてくれて、とても温かい気持ちになりました」と話していました。
Q3:雨が降った場合の対策はありますか?
A:大丈夫です! 平泉駅そばの「アピュイ」という屋内遊具施設があるし、体験アクティビティは基本的に屋内で行います。
中尊寺や毛越寺も、メインの建物は屋内なので雨でも見学できます。むしろ雨の日の方が観光客が少なくて、ゆっくり見学できることもあるんですよ。
住所
〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山12番地6

Q4:他の東北観光地との違いは?
A:平泉の一番の特徴は「コンパクトさ」だと思います。限られた時間で効率よく、しかも深く東北文化を体験できる。これは他の観光地にはない魅力ですね。
例えば仙台だと都市部すぎて「東北らしさ」を感じにくいし、青森や秋田だと移動時間がかかりすぎる。平泉は「ちょうどいい東北」なんです。
まとめ:短い休暇だからこそ、質の高い体験を

長々とお話ししてきましたが、最後にお伝えしたいのは「2025年のシルバーウィークは3連休だからこそ、平泉が最適」ということです。
世界遺産の歴史ロマン、東北ならではのグルメ体験、子供たちが喜ぶ手作り体験、そして雨でも安心の環境。これだけの要素が、半径1kmという狭いエリアに集約されているなんて、本当に奇跡的なことだと思います。
私も東北PR局の活動を通じて東北各地を回っていますが、「短期間でこれだけ濃密な体験ができる場所」として、平泉は本当におすすめです。
都会の喧騒を離れて家族でゆっくり過ごす時間、子供たちに日本の歴史と文化を伝える機会、そして何より「また来たいね」と思える思い出作り…これら全てが平泉で実現できます。
限られた時間を最大限活用し、家族みんなが満足できる「質の高い旅行体験」を、ぜひ平泉で味わってみてください。きっと「来てよかった!」と思えるはずです。
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