岩手の味が詰まった駅弁の逸品 ~金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当を味わう東北新幹線の旅~

旅先での楽しみといえば、その土地ならではの食事ですよね。特に新幹線の車窓から景色を眺めながら駅弁を味わう時間は、旅の大切な一部です。

「東北地方にはどんな駅弁があるんだろう?」

「岩手県で食べるべき駅弁はある?」と考えている方も多いでしょう。

この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。

荒生沙緒利
荒生沙緒利

私のプロフィールはこちら

岩手県一関の老舗「斎藤松月堂」が作る「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」をご紹介します。

白金豚と国産牛をブレンドしたハンバーグと香ばしい牛あぶり焼きが一度に楽しめるこの駅弁は、東北旅行の楽しみを一層引き立ててくれます。

はじめに:東北旅行と駅弁の魅力

ゴールデンウィークや夏休みの旅行計画を立てる時期になりました。東北地方には四季折々の魅力があり、春は新緑、夏は祭りなど、様々な魅力があふれています。

東北旅行の楽しみ方の一つに「駅弁」があります。

駅弁は単なる食事ではなく、その土地の特色が詰まった食文化です。地域の食材や調理法を使った駅弁は、その土地について知る手がかりにもなります。

東北地方の駅弁には地域ごとの特徴があります。例えば、海の幸が豊富な地域では海鮮系が多く、畜産が盛んな地域では肉系の駅弁が目立ちます。

「どの駅で買えるの?」「いつ食べるのがいいの?」などの疑問があると思いますが、東北新幹線で駅弁を楽しむポイントもこの記事で解説します。安心してください。

これから、岩手県の「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」について詳しく紹介します。この駅弁の魅力と東北旅行を楽しむコツをお伝えします。

東北新幹線で出会える駅弁の世界

東京から東北へのアクセスには、飛行機と新幹線があります。個人的には新幹線での移動がおすすめです。新幹線の旅では移動時間そのものが旅の一部として楽しめるからです。

東北新幹線の車窓からは、都市部から徐々に自然豊かな風景へと変わっていく景色を眺められます。高層ビル群から里山の景観、そして山々へと変化していく風景を見ながら駅弁を食べるのは格別です。

東北新幹線は食事環境も整っています。テーブルは安定していて、揺れも比較的少ないので、飲み物をこぼす心配もあまりなく駅弁を楽しめます。

東北新幹線を利用すると、地元の方々にとっても新幹線内での駅弁は日常的な文化なのだと気づきます。ビジネスマンも観光客も、多くの人が駅弁を楽しむ姿が見られます。

東北地方には多くの種類の駅弁がありますが、今回は特に「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」を紹介します。この駅弁には岩手県の食文化と歴史が凝縮されています。

岩手県が誇る名店「斎藤松月堂」の歴史と魅力

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」を製造している「斎藤松月堂」について、まず知っておきましょう。

斎藤松月堂は、明治23年(1890年)に創業した老舗駅弁屋で、130年以上の歴史があります。一ノ関駅(現在の一関市)を拠点として、代々技術と味を継承してきました。

明治時代から現代まで、旅行者の食を支えるという役割を果たし続けています。時代の移り変わりに合わせて変化しながらも、基本的な使命は変わっていません。

「一ノ関」は「いちのせき」と読みます。岩手県南部に位置する一関市の駅で、東北新幹線の停車駅でもあるため、アクセスも便利です。

斎藤松月堂の特徴は岩手県産の食材にこだわっている点です。地域に根ざした食材選びと商品開発が、長い歴史を支えてきた要因の一つでしょう。

斎藤松月堂では「駅弁は旅のお供です。一品一品に心を込めて作っています」という思いで駅弁を作っているそうです。「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」には、そんな思いと岩手の食文化が詰まっています。

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」の徹底解説

それでは「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」の詳細を見ていきましょう。

価格は1,650円(税込)です。駅弁としては高めの価格設定ですが、内容を考えるとコストパフォーマンスは良好です。

パッケージは黒を基調としたシックなデザインで、高級感があります。蓋を開けると色彩豊かな料理が並んでおり、見た目も楽しめる構成になっています。

3種の肉料理が奏でるハーモニー

この駅弁の最大の特徴は、3種類の肉料理が楽しめる点です。

一つ目は「格之進オリジナルの金格ハンバーグ」です。白金豚(プラチナポーク)と国産牛をブレンドして作られています。白金豚とは岩手県のブランド豚で、脂が白く、食感が良いことが特徴です。

このハンバーグはソースが控えめで、肉本来の味わいを楽しめるよう工夫されています。素材の風味を活かした調理法が特徴です。

私が食べた感想は「コンビニのハンバーグ弁当と比べるとソースが控えめだけど、肉自体の味わいが豊かで本当に美味しい」です!

二つ目は「あぶり焼きで仕上げた国産牛」です。表面を高温で炙ることで香ばしさが生まれ、中はジューシーさが残る調理法が用いられています。

三つ目は「醤油と山椒で甘辛く煮込んだ特製スジ煮込み」です。時間をかけて煮込まれた牛すじは柔らかく、山椒の風味が加わった味わいが特徴です。一般的な駅弁ではあまり見かけない本格的な料理といえるでしょう。

脇役も主役級のこだわり副菜

肉料理だけでなく、副菜も充実しています。

「しめじやエリンギのソテー」はきのこの旨味が凝縮されており、肉料理の間に食べると口休めになります。「野沢菜炒め」はほのかな塩気があり、ご飯との相性が良いです。紅生姜や潮吹き昆布なども含まれており、全体のバランスを整えています。

盛り付けも彩りよく、見た目も美しく仕上がっています。職場で食べれば、同僚の目を引くビジュアルです。

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」は肉料理だけでなく、全体のバランスが考えられた構成になっています。様々な具材が組み合わされ、飽きのこない味わいを提供するよう工夫されています。

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」を手に入れる方法

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」は以下の場所で購入できます。

主な販売場所:

  • 一ノ関駅
  • 東京駅 駅弁屋 祭
  • 盛岡駅2階・4階コンコース
  • いわて銀河プラザ(東京・有楽町)

東京駅 駅弁屋 祭は新幹線乗車前に立ち寄りやすい場所にあります。仕事帰りにも購入しやすい立地です。

東京駅 駅弁屋 祭は東京駅八重洲北口改札を出てすぐの場所にあります。駅構内で迷った場合は駅員に尋ねてみましょう。

駅弁予約サービスも利用可能です。繁忙期(ゴールデンウィークや夏休み)は売り切れることもあるため、確実に入手したい場合は予約をおすすめします。

この駅弁は冷めても味わいが損なわれにくいという特徴があります。適度に冷めることで肉の旨味が引き立つという評価もあります。

東北の食文化を駅弁から探る旅

駅弁には地域の食文化が反映されています。「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」から見える岩手県の食文化についても触れておきましょう。

岩手県は国内有数の畜産県です。広大な土地で育てられた牛や豚は品質の高さで知られています。短角牛や前沢牛といったブランド牛は、肉好きには魅力的な特産品です。この駅弁に使われている国産牛も、岩手の畜産文化を反映しています。

また、「白金豚」を使った金格ハンバーグには、岩手の畜産農家のこだわりが詰まっています。

白金豚について簡単に説明すると、岩手県のブランド豚で、特殊な飼育方法で育てられた高級豚肉です。脂身が白く輝くことからこの名前がついたそうです。普通の豚肉とは風味が異なり、食べる価値のある特産品です。

岩手県は海の幸も豊富です。三陸沿岸は世界有数の漁場で、新鮮な海産物の宝庫です。岩手の「山の幸と海の幸」が調和した食文化は、他の東北地方の県とはまた違った魅力があります。

岩手の食文化は「質実剛健」だといわれています。飾り気はないけれど、素材の良さを活かした本物の味わいを大切にしているのが特徴です。「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」は、その精神を体現した一品といえるでしょう。

駅弁を通じて地域の食文化を知ることで、単に「美味しいものを食べる旅」を超えた、より深い体験ができるでしょう。

FAQ:東北新幹線と駅弁についてよくある質問

Q1: 「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」は冷めても美味しいですか?

A: はい、冷めても美味しく食べられます。むしろ適度に冷めたほうが肉の旨味が引き立つという意見もあります。電子レンジで温めなくても十分美味しく召し上がれます。特にハンバーグと牛あぶり焼きは、常温でも美味しさが保たれるよう工夫されています。

Q2: 新幹線内での駅弁の食べるタイミングのコツは?

A: 出発後15〜30分くらいがおすすめです。車内が落ち着き、乗客も席に着いた頃なので、ゆっくり食事を楽しめます。また、東京〜宇都宮間あたりで食べ始めると、徐々に都会から田園風景に変わる景色とともに楽しめます。

Q3: 駅弁の保存期間はどのくらい?持ち帰りは可能?

A: 「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」は、購入当日中に食べることをおすすめします。常温保存でも当日中なら問題ありませんが、なるべく早めに食べるのがベストです。自宅用にもう一つ買って帰る場合は、保冷バッグなどを使うとより安心です。

Q4: 東京から一ノ関までの東北新幹線の所要時間は?

A: 列車の種類により多少異なりますが、東京駅から一ノ関駅までは概ね2時間前後です。意外と近いので、日帰り旅行も可能です。せっかくなので一泊して平泉や一関の観光もおすすめします。

まとめ:駅弁から始まる東北の食文化探訪

「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」の魅力は、単に「美味しい」というだけではありません。130年以上続く老舗「斎藤松月堂」の歴史、岩手県の豊かな食材と食文化、そして旅を彩る特別感。これらが一つのお弁当に詰まっているからこそ、単なる食事以上の価値があります。

東北旅行を計画している方は、ぜひ「金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当」を旅のメニューに加えてみてください。新幹線の車窓から見える景色とともに味わう食事は、特別な思い出になるでしょう。そして、その味わいをきっかけに、岩手や東北の食文化にさらに興味を持っていただければ嬉しいです。

東北には多くの魅力的な駅弁があり、それぞれが「食べる文化財」とも言えるほど地域の特色を表しています。皆さんも東北旅行の際は、ぜひ様々な駅弁を試してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました