【2025年最新】東北の夏の贅沢 蔵王エコーライン(山形県)おすすめドライブ

「ねぇ、今年の夏休みは東北に行ってみない?」

家族からそう言われて、困っていませんか?

私も、東京に住んでいた時に「東北って具体的にどこに行けばいいの?」「楽しめるのかな?」そんな不安を持つ1人でした。

この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。

荒生沙緒利
荒生沙緒利

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実は、東北には都会では味わえない“夏の贅沢”があるんです。

その代表が、標高1,000mを超える蔵王エコーライン

なんと、東京より最大10度も気温が低く都内から車で約3時間という手軽さも魅力的です。

涼しい空気に包まれながら、ご家族と特別な思い出を作りましょう!

※蔵王エコーライン開通直後の写真(5月頃の写真)

真夏の都会から脱出!標高1,000mの天空ドライブへ

毎年恒例の夏休み。今年はいつもと違う家族旅行を計画したいけれど、暑さが気になりますよね。東京の暑さから抜け出したくて現実逃避をしたかった私が色々なサイトを調べていたら・・・

実は、「東京から約3時間で到着できる”天然のクーラー”がある」って知ったんです!

都内と最大10度の気温差!涼しい高原リゾート

蔵王エコーラインは、標高1,000mを超える高原ドライブコース。なんと、東京より最大10度も気温が低いんです!都内が30度の真夏日でも、ここなら20度前後の爽やかな気候。まるで避暑地のような心地よさを体験できます。

お役立ち情報:標高が100m上がるごとに気温が約0.6度下がります。これを「気温逓減率」と呼びます。つまり、標高1,000m地点では平地より約6度も涼しくなるんです。

大自然が織りなす絶景パノラマ

蔵王エコーラインでは、まるで緑のトンネルをくぐるような新緑ドライブを楽しめした。特におすすめなのは、刈田峠からの眺望。晴れた日には遠くの山々まで見渡せる絶景ポイントで写真を撮るには最高でした。

「でも、子供が飽きちゃわないかな…」

そんな心配は無用です!道中には、チーズ作り体験やブルーベリー狩りなど、お子様が夢中になれる体験スポットがたくさんありました。近くにいらっしゃったご家族は「子供たちが大興奮!また来たい!」と話していました。

アクセス情報

交通手段ルート所要時間料金の目安
新幹線東京駅→山形新幹線→山形駅約2時間30分11,000円前後
バス山形駅→蔵王温泉バス停約40分1,000円前後
自動車東京→東北自動車道→山形自動車道→蔵王エコーライン約5時間高速料金約8,000円

交通手段選びのポイント:週末や祝日は混雑が予想されるので、早めの出発がおすすめ。特に駐車場は300台収容可能でしたが、夏の観光シーズンでは満車になることもありました。心配な方は公共交通機関の利用も検討してみてください

家族で楽しむ!お子様も大喜びの体験スポット

「子供が喜ぶ体験って、具体的にどんなものがあるの?」

そんな声にお応えして、実際に家族連れに人気の体験スポットをご紹介します!

ブルーベリー狩り体験(7-8月限定)

蔵王ブルーベリーファームでは、60種類・2万本ものブルーベリーを育てているんです。しかも無農薬栽培だから、摘みたてをそのまま食べられます!

営業時間

9:00~16:00

料金

  • 大人(中学生以上)800円
  • 小学生600円
  • 幼児(4歳以上)600円 ※45分間食べ放題プランもあります!

自分で積んだブルーベリーの味は最高でした。

パパママ必見:お子様用の帽子や虫除けスプレーを持参すると安心です。虫に刺されると大変なので虫除け対策をしていたので安心して楽しめました。

チーズ作り体験&牧場見学

蔵王酪農センターでは、本格的なチーズ作りを体験できます。地元の新鮮な牛乳を使って、モッツァレラチーズやカッテージチーズを作ってみましょう!

所要時間

約1時間~1時間30分

体験料金

600円~770円

※2名以上から参加可能、最大60名まで

「うちの子、小さいんだけど大丈夫かな?」という方も安心してください。スタッフさんが丁寧にサポートしてくれますよ。作ったチーズは、もちろんお持ち帰りできます!

自分で作ったチーズの味は格別でした!美味しいの一言しか出てきませんでした笑

快適な観光のための準備と注意点

「標高が高いって言うけど、夏の服装はどうしたらいいの?」

そんな疑問にお答えします!

標高1,000mを超える蔵王エコーラインでは、真夏でも肌寒く感じる時があったんです。

標高別の気温変化と服装の選び方

蔵王エコーラインでは、標高によって気温が大きく変わります。例えば、山麓が30度の時、山頂付近は20度程度。さらに、強い風が吹くことも。そこで、以下のような服装がおすすめです

【基本の重ね着セット】

  • 半袖Tシャツ
  • 薄手の長袖シャツやカーディガン
  • 軽いジャケット(風を防ぐため)

ワンポイント:上着を1枚余分に持っていきましたが、実際、肌寒さを感じ、私もジャンバーを羽織りました。

家族連れの持ち物チェックリスト

【必須アイテム】

  • 日焼け止め(高地は紫外線が強いです!)
  • 帽子・サングラス
  • 水筒(高地では意外と喉が渇きます)
  • タオル
  • 常備薬
  • モバイルバッテリー

【あると便利なもの】

  • レジャーシート(展望台で休憩時に)
  • 軽い雨具(天候が変わりやすいため)
  • カメラ(絶景ポイントがたくさん!)
  • 虫除けスプレー
  • 簡単な救急セット

天候変化への対応策

蔵王エコーラインは天候が変わりやすい場所。特に以下の点に注意が必要です

  • 朝と昼で気温差が大きい
  • 突然の霧や雨も
  • 強風に要注意

アドバイス:出発前に天気予報をチェック。私が行ったときも、途中から小雨が降ってきてしまい慌ててしまいました。

ベストタイミングで訪れるコツ

混雑を避けるなら

【車で行く場合】

  • 平日がおすすめ
  • 朝9時までに到着がベスト
  • お盆期間は特に混雑

駐車場情報:無料駐車場は300台程収容可能でした。ただし、週末の11時~15時は満車になることも

【公共交通機関の場合】

  • 始発バスを利用すると空いている
  • 土日祝は本数が増えるので便利

1番のおすすめは、上山温泉方面からのアクセス

  • JRかみのやま温泉駅からは無料シャトルバス(グリーンエコー号)が運行されており、所要時間は約30分です。
  • グリーンエコー号は、予約不要。満員で乗れない場合もあるので注意が必要です。
  • 指定のバス停で待ってるだけで乗れますよ!

詳しくはこちら:無料シャトルバスについて

アクセス - 蔵王ライザワールド[Summer]

おすすめ観光モデルコース

「どんな順番で回ればいいのかな?」というリクエストを頂いたので、実際に家族連れに人気のモデルコースをご紹介します!

1日満喫プラン(車で行く場合)

9:00 蔵王エコーライン入口到着

  • 朝一番がおすすめ。空いている時間帯なので、ゆっくり景色を楽しめます。

9:30~10:30 御釜見学

  • エメラルドグリーンの湖面は朝の光で最も美しい!
  • 駐車場から展望台まではすぐ行ける距離でした。

注意点:2025年は御釜周辺で一部立入制限がある場所があります。最新情報は現地でご確認ください。

11:00~12:30 蔵王酪農センター

  • チーズ作り体験
  • できたてチーズの試食も!

14:30~15:30 ブルーベリー狩り

  • 暑い時間を避けて午後から
  • 日差しが強くない時間帯なので快適です

16:00~17:00 蔵王ハイキング

  • 夕方は野鳥が活発に
  • 涼しい時間帯なのでハイキングにも最適

雨の日プラン

急な天候変化も心配ご無用!実は雨の日ならではの楽しみ方があるんです。

【おすすめスポット】

  • 蔵王町伝統産業会館:こけし作り体験
  • 蔵王温泉大露天風呂:雨の日は温泉が気持ちいい!
  • 蔵王チーズ工場:屋内で工場見学&試食

よくある質問(FAQ)

Q:小学生の子供でも楽しめますか?

A:はい!チーズ作りやブルーベリー狩りなど、体験型のアクティビティが充実しています。特に、蔵王酪農センターは小学生に大人気です。自分で作るチーズの味は格別でしたよ笑

Q:お盆期間の混雑状況は?

A:お盆期間(8月13日~15日)は特に混雑します。この時期に訪れる場合は、朝一番での出発がおすすめ。また、事前に各施設の予約をすることをお勧めします。

安全・安心の観光のために

いよいよ蔵王エコーラインへ出発!その前に、安全面のチェックポイントをおさらいしましょう。

最新の御釜(火口湖)観光制限情報

実は2025年、御釜周辺では一部エリアで立入制限が実施されています。でも、ご安心ください。展望スポットからは、あのエメラルドグリーンの絶景をしっかり楽しめました。

撮影のコツ:朝焼けや夕焼けの時間帯がおすすめ。幻想的な雰囲気の写真が撮れました。

まとめ:大自然と文化が調和する蔵王エコーラインで、夏の思い出作りを

さて、ここまで蔵王エコーラインの魅力をたっぷりとご紹介してきました。

私が特におすすめしたいのは、朝一番で訪れること。澄み切った空気の中、朝日に照らされる山々の風景は格別でした。都会では味わえない “大自然のパワー” を体験でき、心の底からパワーチャージができましたよ!

そして、単なる観光地としてではなく、チーズ作りやブルーベリー狩りなど、家族で一緒に体験できるアクティビティを楽しんでみてください。子供たちの目が輝く瞬間に、きっと出会えるはずです。

蔵王エコーラインで、素敵な夏の1ページを刻んでくださいね!

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