
「今年の夏休み、どこに行こうかな…」
子供にせがまれる事も多く、家族旅行の計画を立て始める方も多いのではないでしょうか?
今、多くの旅行サイトで話題になっているのが、まるでクロアチアのプリトヴィツェ湖群のような美しさを持つ「五色沼」

標高800mの高原に広がる神秘的な湖沼群は、夏でも気温が東京より6〜7℃も低く、東京から新幹線とバスを使えば約2時間半でアクセス可能という、予想以上の近さなんです。
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。


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この記事では、五色沼を中心とした具体的な観光プランから、子連れ旅行の準備まで、家族旅行を120%楽しむためのポイントを徹底解説!
さあ、神秘の沼を目指して、東北の旅へ出かけましょう!
五色沼へのアクセス

東京から五色沼へのアクセス方法
交通手段 | ルート | 所要時間 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
新幹線+バス | 東京駅→(東北新幹線)→郡山駅→(バス)→五色沼 | 約2時間30分 | ・渋滞を気にせず時間が読める ・移動中にリラックスできる ・裏磐梯ビジターセンター直結 |
高速バス | バスタ新宿/東京八重洲→猪苗代・裏磐梯方面行き→五色沼 | 約4時間 | ・リーズナブルな料金 ・乗り換えなしで行ける ・予約制で座席確保可能 |
車 | 首都圏→東北自動車道→郡山JCT→磐越自動車道→猪苗代磐梯高原IC→五色沼 | 約3時間 | ・周辺観光も自由に楽しめる ・荷物の心配なし ・小さなお子様連れに便利 |
🚗 車でお越しの方へ
- 五色沼駐車場は無料(約100台)
- 混雑時は第二駐車場も利用可能
- カーナビは「裏磐梯ビジターセンター」で設定するとスムーズ
住所
〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村 大字桧原字剣ケ峯1093−697
🚅 公共交通機関でお越しの方へ
- 郡山駅から五色沼行きのバスは1日4便運行
- バスの予約は事前にウェブで可能
- 猪苗代駅からタクシーも利用可能(約30分・6,000円程度)
⚠️ ご注意
- 五色沼は国の特別保護地区に指定されています
- 決められた遊歩道を外れないようお願いします
- 混雑を避けるなら早朝や平日がおすすめ
五色沼のおすすめ散策コース

「でも、小さい子どもがいるんだけど、歩けるかな…?」
そんな心配は無用です!五色沼自然探勝路は、まるで森の中の遊歩道のよう。距離は約3.6kmありますが、アップダウンが少なく、小学生のお子さんでも楽々歩けちゃいます。
私が先日訪れた時は、4歳くらいの女の子が「わぁ!きれい!」って元気に走り回ってましたよ。
ただし、ひとつだけ注意が必要。雨の後は道が少しぬかるむことがあるので、スニーカーがおすすめです。

サンダルで歩いたら足が痛くなっちゃいました。
【お役立ち情報】
- 所要時間:約1時間30分
- 難易度:初級(お子様でも安心!)
- 持ち物:飲み物、タオル、帽子、虫除けスプレー
- 必須アイテム:動きやすい服装、歩きやすい靴
「でも、1時間30分も歩けるかな…」って心配な方には朗報!
東側入口(五色沼入口)から入って、毘沙門沼まで行って戻ってくるミニコースがおすすめ。約40分で五色沼の魅力を十分に味わえます。

子供も大喜び!自然体験プログラム
実は五色沼、ただ歩くだけじゃないんです。子供たちが自然と触れ合える楽しいプログラムが盛りだくさん!
中でも人気なのが「神秘の五色沼トレイルウォーキング」。
ガイドさんが五色沼の不思議を楽しく解説してくれるので、子供たちも飽きずに最後まで楽しめます。料金は大人・子供同料金で4,200円。
「ちょっと料金が…」という方には、日曜日限定の「はじめての五色沼早朝散歩」がおすすめ。
なんと無料!早起きは苦手…かもしれませんが、朝の澄んだ空気の中で見る五色沼は格別ですよ。
【パパ・ママ必見!】
暑い夏でも、標高800mの高原は涼しい!でも、朝晩は冷えるので
薄手の上着があると安心です。お子さんの体調管理も忘れずに。
夏こそ訪れたい!五色沼の4つの魅力

ここで少し脱線。実は私、先日あるお客様から「夏に東北?暑くないの?」って質問されたんです。これ、すごく良い質問なんです!
真夏でも涼しい!快適な気温
実は五色沼がある裏磐梯地域は、東京より6-7℃も気温が低いんです!東京が30℃を超える真夏日でも、ここは最高でも25℃くらい。しかも、標高800mの高原にあるので、湿度も低めなんです。
東京では35℃を超える猛暑日だったのに、五色沼周辺は26℃。木々の間を吹き抜ける風が気持ちよくて、「ああ、これが天然クーラーか~」って実感しました(笑)
【服装のポイント】
朝晩は意外と冷えます!薄手のカーディガンやパーカーがあると安心。
日中でも日陰は涼しいので、脱ぎ着できる服装がベスト。
木漏れ日の中の散策
五色沼の魅力は水の色だけじゃないんです。頭上を見上げると、美しい木漏れ日が。ブナの原生林が作り出す木漏れ日のトンネルは、まるでジブリ映画の世界!

「写真を撮るなら午前中がおすすめですよ」と地元のガイドさんから教えてもらいました。太陽の角度的に、午前10時頃が一番きれいな木漏れ日が撮れるそう。でも…ここで問題が。
実は夏休み期間中、この時間帯が一番混雑するんです。特にお盆休みは駐車場待ちが30分くらい発生することも。そこで、地元民直伝の穴場時間をご紹介!
【混雑回避のコツ】
- 早朝7時台の到着がベスト
- 第一駐車場(約100台収容)が満車でも、第二駐車場があるので安心
- お盆を避けて、8月上旬か下旬がおすすめ
豊かな自然との触れ合い
「子供が飽きないかな…」って心配な方も多いと思います。でも、大丈夫!五色沼周辺には子供が喜ぶスポットがいっぱい。
例えば、桧原湖でのカヌー体験。小学3年生以下のお子さんなら、親子カヌー遊びがおすすめです。料金は2,000円/人で、約1時間30分。初めてでも安心の優しい指導付きですよ。

そうそう、最近こんな出来事がありました。カヌー体験に参加した8歳の男の子が、最初は怖がっていたんです。でも、30分もしないうちに「もっと漕ぎたい!」って目を輝かせていました。自然の中での体験って、子供の好奇心を刺激するんですね。
五色沼周辺の観光プラン

日帰りモデルコース
「どうせなら周辺も観光したいけど、時間配分が分からない…」というお声をよく聞きます。そこで、我が家で実践した”失敗しない”プランをご紹介!
9:00 五色沼到着(朝一番がおすすめ!)
↓
9:15 五色沼散策スタート
↓
10:45 散策終了、休憩&お土産タイム
↓
11:30 レストランモントレーで昼食
(窓際席から磐梯山が見えるんです!)
↓
13:00 桧原湖でカヌー体験
↓
15:00 ソフトクリームブレイク
(森のアイス工房の枝豆ジェラートが意外と美味!)
↓
16:00 帰路へ
「え?ソフトクリームに枝豆!?」って思いましたよね(笑)。最初は私も驚きましたが、これが意外とクセになる味なんです。子供たちにも大人気!
家族で楽しめる周辺スポット
ここで、ちょっと嬉しい情報を。実は五色沼周辺には、雨の日でも楽しめるスポットがたくさんあるんです!
例えば「磐梯山噴火記念館」。「え?火山の博物館?退屈そう…」なんて思われるかもしれませんが、ちょっと待って!3D映像で噴火を体験できるコーナーがあるんです。先日訪れた時、小学生の男の子が「すっげー!」って大興奮していました(笑)。
もう一つのおすすめは「諸橋近代美術館」

実はここ、サルバドール・ダリの作品を日本で一番多く所蔵している美術館なんです。
「子供には難しいかな?」って心配する必要なし!ダリの不思議な絵を見ながら「これ何に見える?」って家族で想像を膨らませるの、すごく楽しいですよ。
【雨の日安心プラン】
- 磐梯山噴火記念館(9:00~17:00)
- 諸橋近代美術館(9:30~17:00)
- クライミングジムもあります!
※営業時間は変更の可能性があるので、事前確認がおすすめ
よくある質問(FAQ)

Q:ベビーカーは使える?
A:メインの遊歩道なら大丈夫!ただし、雨上がりは少し注意が必要です。
Q:医療機関は近くにある?
A:安心してください!南東北裏磐梯診療所が近くにあります。営業時間は平日9:00〜16:30。土曜は12:30まで。
Q:駐車場は有料?
A:なんと無料!約100台停められる広々とした駐車場があります。混雑時は第二駐車場も。
まとめ:思い出に残る夏の家族旅行に

さて、いかがでしたか?五色沼は、都会では味わえない自然の神秘と、家族で楽しめる魅力がいっぱい。しかも東京からわずか2時間半!
我が家も最初は「東北って遠そう…」って躊躇していたんです。でも実際に行ってみたら、子供たちが「また来たい!」って。自然の中で過ごす時間って、こんなにも特別なんだなって実感しました。
もし「どこに行こうかな?」って迷っているなら、ぜひ五色沼を検討してみてください。澄んだ空気、さわやかな風、そして刻々と変化する神秘的な水の色…。きっと、家族の素敵な思い出になるはずです。
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