シャキッとしたたくあんと、ほろ苦い春菊。
実はこの組み合わせ、驚くほど相性がいいのをご存じでしょうか。
さっと炒めるだけで、春菊の香りとたくあんの旨みが引き立つ一品になります。
ごはんのお供にも、お酒のおつまみにもぴったり。
東北の食卓にある「漬物文化」と「季節の青菜」が出会った、どこか懐かしい味わいです。
忙しい日でもすぐ作れるので、ぜひ一度試してみてくださいね。


荒生沙緒利
SAORI ARAO
- 山形県アンバサダー@東北観光推進機構 東北PR局
- フリーアナウンサー
- 山形県酒田市在住
春菊は東北でも生産されています|香り豊かな冬野菜

春菊というと鍋料理のイメージが強い野菜です。宮城県・亘理町(わたりちょう)、青森県・津軽で栽培されています。
寒さが厳しい地域で育つ春菊は、葉がやわらかく香りが濃いのが特徴。
冬から春にかけて、家庭料理に欠かせない青菜のひとつです。
おひたしや鍋だけでなく、炒め物にもよく合います。
特に発酵食品や漬物との相性がよく、今回のようにたくあんと合わせると旨みがぐっと引き立つのです。
材料|たった数分で作れるシンプル食材

- 春菊 2把(わ)
- たくあん 10㎝(120gくらい)
- ごま油 小さじ2
- 塩コショウ 少々
- しょうゆ 少々
- 白ごま 少々
冷蔵庫にある食材でさっと作れるのも、この料理の魅力です。
たくあんの塩味があるため、調味料は控えめでも十分おいしく仕上がります。
作り方|春菊とたくあんをさっと炒めるだけで完成
- 春菊は根元を切り落とし、食べやすい長さに切ります
- たくあんは輪切りにして、1cm幅の細切りにします
- フライパンにごま油を熱し、たくあんを入れます
- たくあんに油が回ったら春菊を加えて、炒め合わせます
- 塩コショウとしょうゆで味を整え、器に盛って白ごまをかけたらできあがり
炒めすぎないのがポイント。
春菊の香りと食感を残すことで、ぐっとおいしくなります。
たくあん炒めはアレンジ自在|お弁当にも子ども向けにも楽しめる
春菊たくあん炒めは、とてもシンプルな料理ですが、実はアレンジの幅が広いのも魅力です。
少し食材を変えるだけで、家族みんなが楽しめる一品になります。
お弁当にもGOOD!冷めてもおいしい副菜
春菊を小松菜に変えると、お弁当にもぴったりの副菜になります。
たくあんの塩味と食感がアクセントになり、冷めても味がぼやけません。
ごはんのおかずとしてもしっかり存在感があります。
忙しい朝でもさっと作れるので、お弁当のすき間おかずとしても重宝します。
保存容器にはジップロック コンテナーがおすすめです。
密閉できてにおい移りもしにくく、作り置きおかずの保存にも便利。
詳しい使い方や保存のコツは、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
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子どもパクパク☆すりごまでまろやかアレンジ
春菊のほろ苦さが気になる場合は、すりごまを加えるアレンジがおすすめです。
ごまのコクが加わり、味わいがぐっとまろやかになります。
さらに
・人参
・コーン
を加えると彩りがぐっと華やかになります。
黄色・オレンジ・緑のコントラストがきれいで、インスタ映えするカラフルなおかずに。
ごまの香りが広がり、子どもだけでなく春菊が苦手な方でも食べやすくなります。
東北各県の特色をプラス|ご当地アレンジも楽しめる
東北には、それぞれの地域ならではの食材があります。
たくあん炒めに少し加えるだけで、ご当地らしい味わいになります。
- 青森県
にんにくを効かせてパンチのある味付けに。香りが食欲をそそります。 - 岩手県
肉厚な菌床しいたけを加えて、食べ応えのある一品に。岩手はしいたけ生産量全国3位としても知られています。 - 宮城県
笹かまぼこをプラス。さらに仙台味噌を隠し味にすると、旨みがぐっと深まります。 - 秋田県
いぶりがっこを合わせて、香りのハーモニーを楽しむアレンジ。春菊の香りとよく合います。 - 山形県
あつみかぶの漬物を少し加えて、やさしい甘みと彩りをプラス。 - 福島県
シンプルに仕上げて地酒と一緒に。おつまみとしても楽しめます。
少しの工夫で、東北らしい味わいを広げることができます。
さおり少しの工夫で、東北らしい味わいを広げることができます。
栄養価|春菊は美容と健康を支える栄養が豊富

春菊は、実はとても栄養価の高い野菜です。
- βカロテン
体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を健康に保ちます。 - ビタミンC
美肌づくりや免疫力アップをサポート。 - 鉄分
貧血予防に役立つ女性にうれしい栄養素。
さらに、春菊特有の香り成分にはリラックス効果もあるといわれています。
忙しい毎日の中で、ほっと気持ちをゆるめてくれる野菜です。
たくあんは発酵食品なので、腸内環境を整える働きも期待できます。
シンプルな料理ですが、体にうれしい栄養がしっかり詰まっています。
たくあん&春菊をもっとおいしく!Q&A
春菊たくあん炒めを作るとき、よく聞かれる疑問をまとめました。
ちょっとしたコツを知るだけで、ぐっとおいしく仕上がります。
- 春菊の苦みが苦手です…
-
おすすめなのは、加熱しすぎないこと。長く加熱すると、どうしても苦みが出やすくなります。先に茎を炒め、火が通ってから葉を加えると苦味が抑えられます。
- 常備菜として作り置きはできる?
-
作り置きは可能です。時間が経つと香りが弱くなるため、基本的には当日中の食べきりがおすすめです。
- たくあん炒めはほかの野菜でも作れますか?
-
もちろん大丈夫です。冷蔵庫の中身と相談して、気軽にアレンジしてみてください。
ほうれん草、小松菜、水菜、菜の花。その日の気分や季節の野菜に合わせて楽しめるのも、たくあん炒めの魅力です!
まとめ|春菊とたくあんで作る、東北らしい香り豊かな副菜
春菊のほろ苦さと、たくあんの旨み。
この組み合わせは、想像以上に相性抜群です。
さっと炒めるだけで作れるので、忙しい日にもぴったり。ごはんのお供にも、お弁当の一品にもおすすめです。
春菊の深い緑と、たくあんの鮮やかな黄色。
彩りがとてもきれいなので、食卓がぱっと華やかになります。
東北の食卓に根づく青菜と漬物。
そんな素朴な食文化を感じられる料理でもあります。
香り豊かな春菊を見かけたら、ぜひ「春菊たくあん炒め」を作ってみてください。

