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【2025年最新】五色沼の紅葉見頃ガイド|家族で楽しむ福島・東北の絶景スポット

「今年の紅葉、どこに行こう?」そんな風に悩んでいませんか?関東近郊の有名スポットは人混みでゆっくり楽しめないし、お子様連れだと移動も大変ですよね。

私も東北に住んでいながら、実は五色沼にはまだ行けていないんです。山形県酒田市からだと車で3時間かかるので、なかなか腰が重くて…。でも調べれば調べるほど「これは絶対に行かなくちゃ!」と思わせる魅力がいっぱいなんです。

この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。

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五色沼は、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定された神秘の湖沼群。エメラルドブルーの水面に映る紅葉は、まさに自然が作り出した芸術作品です。何より嬉しいのは、東京からなら意外とアクセスが良いこと!小学生のお子様でも歩ける平坦なコースで、ご家族の記念写真もバッチリ撮れちゃいます。

この記事では、2025年の見頃時期から子連れでも安心のアクセス方法まで詳しくご紹介。読み終わる頃には、きっと「今度の週末、五色沼に行ってみようかな」って思っているはずです!

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五色沼とは:明治の大噴火が生んだ自然の奇跡

神秘の湖沼群誕生の物語

まず、五色沼がどうやってできたのかお話しさせてください。これがまた、すごいドラマチックな話なんです!

1888年(明治21年)7月15日の朝、福島県の磐梯山で突然大爆発が起こりました。これは水蒸気爆発という現象で、山の内部に溜まった地下水が一気に蒸発して山体を吹き飛ばしちゃったんです。想像してみてください、山がドーンと崩れて、その土砂や岩が川をせき止めてしまった状況を。

この大災害によって、実に数百もの湖沼が一気に誕生したんです。まるで自然が一夜にして巨大なアート作品を作り上げたみたいですよね。

ちなみに、磐梯山の噴火は日本の火山災害史上でも有名な出来事で、当時の新聞でも大きく報道されたそうです。でも、この悲しい災害が、今では多くの人を魅了する美しい景勝地を生み出したなんて、自然の不思議さを感じずにはいられませんね。

なぜ「五色」なのか

「五色沼って、5つの沼があるってこと?」そんな風に思っている方、実は違うんです!

「五色沼」という名前は、5つの沼という意味ではなく、季節や天候、光の角度などにより、エメラルドグリーンからコバルトブルー、ターコイズブルーなど多彩なブルー系の色彩を中心として、さまざまな美しい色に変化して見えることから名付けられました。

この色の変化の秘密は、水中に含まれる火山性の物質にあるんです。簡単に言うと、磐梯山の噴火で飛び散った火山灰や鉱物が水に溶け込んで、まるで絵の具を混ぜたような美しい色を作り出しているんですね。

私も東北PR局の活動で円通院の紅葉を撮影したことがあるんですが、あそこも本当に美しかった。でも五色沼は、水面の色自体が神秘的で、きっと他では見られない特別な写真が撮れるんだろうなって思います。

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紅葉の魅力:神秘的な水色と燃えるような紅葉の共演

見頃の時期とベストシーズン

さて、気になる紅葉の見頃時期ですが、五色沼の紅葉見頃は例年10月中旬~11月上旬です。

モミジ、カエデ、ナナカマド、イチョウ、ブナなどが赤く色付いたり黄金色に染まったりします。特に10月20日~25日頃がピークとなることが多いんですが、気候条件により前後する場合もありますので、最新の紅葉情報を確認してから訪問することをおすすめします。

10月の平均気温は約10度、11月は約5度と、札幌と同じか少し低いくらい。

東京の方だと「ちょっと寒いかも?」と心配になるかもしれませんが、この凜と澄んだ空気が紅葉をより美しく見せてくれるんです。

実は私、蔵王の紅葉も見に行ったことがあるんですが、標高の高いところって本当に空気が違うんです。東京の喧騒を忘れて、深呼吸したくなるような清々しさがありました。五色沼も標高800mの高原にあるので、きっと同じような爽快感を味わえるはずです。

湖沼ごとの紅葉の楽しみ方

五色沼湖沼群には、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、るり沼、青沼、柳沼など、たくさんの個性的な湖沼があります。それぞれに特徴があって、まるで宝石箱を覗いているような感覚になるんです。

毘沙門沼は、五色沼の中で最も大きくて、手漕ぎの貸しボートも楽しめます(12月~3月頃は冬季休業)。ボートに乗って水の上から見る紅葉なんて、なんだかロマンチックですよね。紅葉の季節は澄んだコバルトブルーの水面に、赤や黄色の紅葉が絵画のように映り込むそうです。

青沼は、他の沼よりも一層神秘的な雰囲気があって、紅葉とのコントラストが楽しめます。最も美しい水の青さが自慢の湖沼なんだそうです。インスタ映え間違いなしですね!

柳沼・るり沼では、透明度の高い湖面に映る紅葉が楽しめます。まるで水中に別の世界があるかのような美しさだそうで、写真好きの方には絶対に見てほしいスポットです。

「でも、沼ってちょっと怖いイメージが…」そんな心配をされる方もいるかもしれませんが、五色沼は国立公園の特別保護地区に指定された安全な観光地です。遊歩道もしっかり整備されているので、安心して楽しめますよ。

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家族で歩く五色沼自然探勝路:初心者にも優しいトレッキング

コースの概要

五色沼自然探勝路は全長約4キロメートル、所要時間約1時間30分のハイキングコースです。

「トレッキング」って聞くと、「うわー、本格的な山歩き?子供には無理かも…」と思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です!

このコースは高低差が少なく、小学生のお子様から高齢者まで歩けるように整備されています。道の両側に木々があるので、直射日光も当たりにくく、暑い日でも比較的快適なんです。

私も平泉の散策をしたことがあるんですが、歩きやすい遊歩道って本当にありがたいですよね。お子様連れのご家族も多く見かけましたし、みなさん楽しそうに歩いていました。五色沼も同じような感じだと思うので、ご家族皆さんで安心して楽しめるはずです。

家族連れにおすすめのポイント

安全性について:アップダウンの少ないコースですが、岩がごろごろしていたり、雨が降るとぬかるみができやすい場所もあります。なので、スニーカーなどの歩きやすい靴は必須です。ヒールやサンダルは絶対NGですよ!

休憩スポット:道中にベンチが設置されているので、疲れたら休憩しながら進めます。写真撮影やボート体験なども楽しめるので、ご家族のペースでゆっくり散策できるのが嬉しいポイントです。

「でも1時間半も歩けるかな…」と心配な方には、時間に余裕を持って計画することをおすすめします。景色を楽しみながら、お弁当を持参してピクニック気分で楽しむのもいいですね。

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アクセス:東京から家族で行きやすい交通手段

電車でのアクセス

東京から五色沼への電車でのアクセスは、思っているより簡単です!まず基本的なルートをご紹介しますね。

区間交通手段所要時間料金目安
東京駅 → 郡山駅東北新幹線約1時間20分約6,000円
郡山駅 → 猪苗代駅JR磐越西線約35分約500円
猪苗代駅 → 五色沼入口磐梯東都バス約30分約600円

合計所要時間は約2時間25分ですが、乗り継ぎ待ち時間により変動する場合があります。新幹線と在来線の料金を合わせると、東京からの片道運賃はおよそ8,500円です。

ちょっと脱線しますが、郡山駅のお弁当って種類が豊富で美味しいんですよ!私も取材で何度か利用しましたが、ここでお弁当を買って電車の中で食べるのも旅の楽しみのひとつです。

バスでのアクセス

五色沼へのアクセスで要となるのがバスです。磐梯東都バスが運営しており、運行本数がおおむね1時間に1本程度(季節により変動あり)のため、事前にバスの運行時間を把握しておくことが重要です。

「1時間に1本って少なくない?」と思った方、その通りです!しかも繁忙期は増便されることもありますが、閑散期はさらに少なくなる場合もあります。でも、これが地方旅行の醍醐味でもあるんです。時間に追われがちな東京の生活から離れて、のんびりとした時間を楽しむきっかけになりますよ。

車でのアクセス

起点ルート所要時間料金目安
東京東北自動車道経由約3時間高速代約4,500~7,000円(ETC割引により変動)
磐越自動車道猪苗代磐梯高原IC国道115号→国道459号約25分

駐車場も五色沼入口(裏磐梯ビジターセンター)と裏磐梯高原駅口(裏磐梯物産館)の両方に無料駐車場があります。大型バスも駐車できるので、車でのアクセスは本当に便利です。

「車だとお子様が飽きちゃうかも…」という心配もありますが、東北自動車道は景色もきれいですし、適度にサービスエリアで休憩すれば大丈夫。むしろ、ご家族でのドライブも旅行の楽しい思い出になりますよ。

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宿泊:五色沼を満喫する拠点選び

家族におすすめのホテル

裏磐梯レイクリゾートは、磐梯山を望む桧原湖畔のリゾートホテルで、雄大な檜原湖を眼下に望む絶景露天風呂が自慢です。五色沼まで徒歩約3分という立地の良さも魅力的!グリーンシーズンはトレッキングやカヌーなど、季節ごとの多彩なアクティビティが楽しめます。

温泉宿も複数あって、源泉かけ流しの赤褐色の温泉で旅の疲れを癒し、地元食材を使った料理で福島の味を満喫できます。

「でも、お子様連れで温泉宿って気を遣いそう…」という方もいるかもしれませんが、最近はファミリー向けのサービスが充実している宿が多いんです。事前に「お子様向けの設備はありますか?」と問い合わせてみると、きっと親切に対応してくれますよ。

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撮影スポット:インスタ映えする絶景ポイント

必撮スポット

毘沙門沼展望台:沼と磐梯山という組み合わせの写真を撮影できるのは、毘沙門沼と瑠璃沼の2ヶ所だけなので要チェックです。「山と湖のツーショット」って、なんだか絵葉書みたいで素敵ですよね。

青沼の神秘的な青:最も水の青さが美しいと言われる青沼は、周囲の森の木々と合わせて撮影すると神秘的な雰囲気が演出できます。紅葉シーズンなら、青い水面に赤や黄色の葉っぱが映り込んで、まるで万華鏡のような写真が撮れそうです。

朝霧の桧原湖:早朝の朝靄に浮かぶ紅葉の景色は、一生忘れられない思い出になるでしょう。ただし、早起きが必要なので、「朝は苦手…」という方は前日に十分休んでおくことをおすすめします!

「カメラの設定がわからない…」という方も大丈夫。最近のスマートフォンは本当に高性能なので、オート設定でも十分美しい写真が撮れますよ。

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FAQ

Q1. 小学校低学年の子供でも歩けますか?

はい、全長約4kmの平坦なコースで、小さなお子様から高齢者まで歩きやすく設計されています。1時間30分程度で散策でき、途中にベンチもあるので休憩しながら楽しめます。ただし、岩場やぬかるみもあるので、歩きやすい靴は必須です。

Q2. 紅葉の見頃はいつですか?

例年10月中旬~11月上旬が見頃です。特に10月20日~25日頃がピークとなることが多いです。ただし、気候により変動するので、最新の紅葉情報をチェックしてから出かけることをおすすめします。

Q3. 雨の日でも楽しめますか?

はい、雨の日は沼の色が少し濃くなった色合いになり、普段見られない風景が楽しめます。ただし、足元がぬかるみやすくなるので、雨具や滑りにくい靴の準備をおすすめします。

Q4. 駐車場はありますか?

はい、五色沼入口(裏磐梯ビジターセンター)と裏磐梯高原駅口(裏磐梯物産館)の両方に無料駐車場があります。大型バスも駐車可能です。

Q5. ボートはお子様でも楽しめますか?

毘沙門沼では手漕ぎボートが楽しめます(例年12月~3月頃は冬季休業)。ご家族でボートに乗って水上から紅葉を眺めるのは特別な体験になります。安全に配慮して楽しみましょう。

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まとめ:ご家族の新しい思い出を東北で

五色沼は、都心からアクセスしやすく、それでいて非日常的な美しさに出会える、ファミリー旅行にぴったりのスポットです。神秘的な湖沼の色彩と燃えるような紅葉の組み合わせ、そしてご家族で歩ける優しいトレッキングコース。東北の自然が持つ力強さと優しさを、お子様たちにも伝えられる貴重な体験ができるでしょう。

私も東北PR局の活動を通じて、円通院や蔵王、平泉など様々な場所を訪れましたが、それぞれに違った魅力があって、毎回新しい発見があります。五色沼はまだ訪れたことがないからこそ、今度は必ず行ってみたいと思っています。

今年の秋は、いつもの観光地から少し足を延ばして、五色沼で特別なご家族の時間を過ごしてみませんか。きっと、都会では味わえない心の豊かさを感じられるはずです。そして、帰り道には「また来たいね」って自然に言葉が出てくるような、そんな素敵な旅になることを願っています。

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