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東北に新登場!星野リゾート 界 蔵王|樹氷と硫黄泉が魅せる極上の冬リゾート

「あの有名リゾートも、もう何度も行ったな」「冬の温泉とスキーを楽しみたいけど、どこか新鮮味に欠ける」

特に北海道の星野リゾート トマムは、ここ数年で国際的なリゾート地へと変わり、外国人観光客の増加で以前のような落ち着きが失われてきたと感じている方も少なくないはずです。

私自身、何度も蔵王温泉を訪れ、冬のスキーやスノーシューハイキングを楽しんできましたが、この地の静寂と自然の圧倒性は、商業化が進むリゾート地では決して味わえません。

そこに2026年秋、星野リゾートが新たに手がける星野リゾート 山形蔵王」がオープンします。

蔵王という土地、1900年の歴史を持つ強酸性硫黄泉、東北最大級のパウダースノー、既存リゾート利用者が次に求める「上質な静寂」がすべて揃った施設です。

この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。

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この記事では、既存リゾート経験者が蔵王を選ぶべき理由と、施設の詳細をご紹介します。あなたの次の冬の目的地は、ここにあるかもしれません。

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蔵王温泉スキー場:東北最大級のパウダースノーが待つ

蔵王温泉スキー場は総滑走面積305haを誇る東北最大級のスキーリゾート。初心者から上級者まで幅広いコース設計になっており、ウィンタースポーツの経験値を問わず満足度の高い滑走が叶います。

何より魅力的なのがパウダースノーの質感です。東北の厳しい冬が生み出す雪は、本当にサラサラで気持ちいい体験ができます。

樹氷との出会い:晴れた日だからこそ見える景色

蔵王といえば樹氷。私も何度か見に行きましたが、晴れている時に出会う樹氷は、本当に言葉では表せないくらい素晴らしい景色です。白く輝く樹氷原が一面に広がる光景は、写真では決して伝わりません。

樹氷は天候に左右されやすく、曇りや雪の日だと本来の美しさが半減してしまう上に、顔に雪や氷があたり痛く心が折れました。

「せっかく見に来たのに…」という残念な思いをしないためにも、蔵王に数日滞在して、晴れた日を狙って鑑賞することをおすすめします。星野リゾート 界 蔵王のような高級宿だからこそ、そうした「待つ贅沢」が実現できるんです。

スノーシューハイキングで雪景色の中を歩くのも、心が洗われるような体験。ガイド付きツアーも多く提供されているので、冬の蔥王の魅力を存分に味わえます。

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蔵王温泉:1900年の歴史が生み出した「美人の湯」

蔵王温泉は約1900年前に開かれたといわれる歴史のある湯。古くから「美人づくりの湯」として親しまれてきました。強酸性の硫黄泉という泉質で、美肌効果が期待され、ボディケアに関心の高い層に支持されています。

実は、この硫黄泉、実際に浸かると本当に効果を感じるんです。湯上がりは角質が自然と取れている感じがして、お肌がもっちりするような気がします。翌朝、鏡を見ると「あ、肌の調子いい」って思わず言ってしまう。それくらい変化を感じられるのが、蔵王温泉の特性です。

星野リゾート 界 蔵王では、この蔵王温泉の泉質を活かした設計がされています。大浴場には異なる3種類の泉質の温泉が用意される予定。「湯めぐり」という体験を通じて、複数の泉質の効果を一度に味わえるわけです。

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施設のこだわり:上質な時間設計

星野リゾート 界 蔵王は、現時点で客室数や建物構成の詳細は未公表です。既存の界ブランド同様、地域の自然と文化を活かした設計が期待されています。

これが星野リゾートのこだわりなんです。トマムのような巨大リゾートは客室が500室以上。必然的に共有スペースは混雑し、温泉も時間帯によっては人が多い。その結果、「高級宿に泊まっているのに、なんだか落ち着かない」という矛盾が生まれてしまいます。

一方、蔵王のような中規模施設だからこそ、スタッフの目が行き届き、ひとりひとりのゲストに対するおもてなしの質が高まります。温泉も静かに楽しめます。この「密度感」の違いが、既存リゾート利用者が求めている「上質な静寂」を実現するんです。

複数の泉質で実現する「湯めぐり体験」

「えっ、全客室に露天風呂がないの?」と驚く方もいるでしょう。従来型の高級宿は、プライベートな露天風呂を売りにしてきました。でも星野リゾート 界 蔵王の考え方は異なります。

大浴場に異なる3種類の泉質を用意することで、滞在中に何度も温泉を訪れ、その都度異なる効果や心身への影響を感じる「湯めぐり体験」を狙っているんです。客室内でプライベートに温泉を楽しむ贅沢さと、共有スペースで新たな泉質と出会う喜びを両立させる—これは星野リゾートが蔵王で試みる、新しい「質」の形なんです。

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トマムから蔵王へ:ステップアップする旅

ここまで読んでいただいて、「でも、なぜ蔵王なの?」という疑問が湧くかもしれません。その答えは、トマムとの違いにあります。

外国人観光客の多さが生む「賑やかさの疲れ」

星野リゾート トマムは、近年外国人観光客の急増により、国際的なリゾート地へと変貌を遂げています。スキーシーズンは、ゲレンデもロビーも、多言語が飛び交う空間になっています。

それ自体は悪いことではないんですが、「落ち着いた滞在を求めている層」にとっては、ちょっと疲れるんです。複数回の星野リゾート体験を経て、ステップアップしたい皆様が求めているのは、「華やかさ」ではなく「静寂」。蔵王温泉は日本人観光客を中心とした、相対的に落ち着いた地域性を保っています。

自然景観の圧倒性:御釜と樹氷という日本固有の美

トマムの星野リゾートが提供するのは、最新の設備とスキーです。一方、蔵王が提供するのは、自然の圧倒性です。

御釜(おかま)と呼ばれるカルデラ湖の絶景、冬に形成される樹氷原の神秘性—こうした地形的・自然的アセットは、蔵王温泉地に固有のものです。星野リゾート側の綿密な調査によって、「日本の最高級リゾート利用者が次に求める場所」として蔵王への進出が決定されたと考えられます。

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アクセス情報:実は意外と近い

「蔵王か…遠そうだな」と思った方へ。実は意外とアクセスがいいんです。

電車・バスでのアクセス

最寄り駅はJR山形駅。東京から山形新幹線利用で約2時間25~35分、仙台からはJR仙山線で約1時間です。

山形駅から蔵王温泉行きの山交バスは約40分(片道運賃1,000円)。1時間に1本ほど運行されており、公共交通でもアクセスしやすい温泉地です。

バスターミナルから星野リゾート予定地は徒歩圏内(約5~10分)。つまり、車を持っていなくても、気軽に訪れられるということです。

車でのアクセス

山形駅からタクシーの場合、約17分・6000~7500円程度。車の場合、山形駅から蔵王温泉まで約17km、概ね30~35分です。

東北自動車道・山形上山ICから蔡王温泉まで車で約25~30分。都内から車利用の場合は約400km、5~6時間ほど(高速使用)です。

また、山形空港から車で約46分、または山形駅経由でバス合計1時間5分程度というアクセスも、出張の多い医者や経営者の皆様にとっては使い勝手がいいでしょう。

【アクセス情報表】

ルート所要時間運賃・料金
東京→山形駅(新幹線)約2時間25~35分新幹線利用
山形駅→蔵王温泉(路線バス)約40分1,000円
山形駅→蔵王温泉(タクシー)約17分6,000~7,500円
山形駅→蔵王温泉(車)約30~35分ガソリン代
仙台→山形駅→蔵王温泉約2時間30分電車+バス
山形空港→蔵王温泉(車)約46分ガソリン代
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予約はいつから?情報をキャッチアップする方法

「蔵王、いいな。でも、どうやって予約するの?」と思った方へ朗報です。

現時点では「星野リゾート 界 蔵王」は建設中で、予約受付はまだ開始されていません。開業予定は2026年秋。一般に予約は開業6ヶ月前くらいから開始されるケースが多いため、予約受付開始は2026年春頃が予想されます。

料金帯や客室タイプの詳細も現時点では公開されていません。が、星野リゾートの「界」ブランドとしての位置付けから、ミドル〜ラグジュアリー層向けの価格帯が想定されています。

情報をキャッチアップする方法

今からできることがあります。以下の3つを実践すれば、開業情報を見落とさずキャッチできます。

1. 星野リゾート公式サイトの定期的なチェック 週1回程度の頻度で、公式サイトをチェックしましょう。新施設情報は、ここが最初に発表されます。

2. 星野リゾートのメールマガジン登録 星野リゾート公式サイトでメールマガジン登録が可能です。新施設や先行予約案内メールが届くようになります。忙しい皆様でも、メールで情報を受け取れるのは便利ですよね。

3. 公式SNS(Twitter、Instagram)をフォロー 星野リゾート公式TwitterやInstagramをフォローしてリアルタイム情報を得るのも効果的。工事状況の進捗情報なども、SNSで先行発表されることが多いです。

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「界」ブランドとは:全国に広がるネットワーク

ここで、「『界』ブランドって何?」と疑問に思う方もいるでしょう。

星野リゾートの「界」は、温泉旅館ブランドとして全国に約25施設を展開しています。別府、伊豆、箱根、秋保、奥飛騨など、日本を代表する温泉地に展開しており、地域の特性を生かした施設群となっています。

つまり、既に「界」ブランドの別の施設に泊まったことがある方なら、その経験と蔵王を比較できるわけです。「あ、蔵王は樹氷と硫黄泉が特徴なんだ」という違いが、より明確になります。

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最後に:次の冬の目的地を、今から計画する価値

蔵王温泉スキー場でのパウダースノー、樹氷原でのスノーシューハイキング、1900年の歴史を持つ強酸性硫黄泉での湯めぐり体験—これらすべてが、上質な静寂に包まれた施設内で叶う。

2026年秋の開業に向けて、今からメールマガジンに登録し、情報をキャッチアップしておくことをおすすめします。「あ、こんな施設が…」と後から知るより、早めに知って、心の準備をしておく方が、旅はより充実したものになりますよ。

蔵王があなたの次の冬を変えるかもしれません。

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