「やっぱり東北の夏は違うよ！」
山形育ちの私が、友人家族に東北旅行をすすめたときの第一声です。
毎年、西日本の都市観光を楽しんでいた友人の家族が、今年選んだのは宮城県の秘境、鳴子峡。
その理由は「とにかく涼しい場所に行きたい！」でした。
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。
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実は私、小さい頃に家族と一緒に鳴子峡を訪れ、こけしの絵付け体験をした思い出があるんです。
今でも覚えているのは、渓谷から吹き上げる涼しい風と、温かな木の香り。都会では決して味わえない、東北ならではの体験でした。
この記事では、都会の喧騒を離れて、家族でゆっくりと過ごせる鳴子峡の魅力を、東北在住者ならではの視点でたっぷりとご紹介します。
さあ、この夏は、家族そろって涼を求める旅に出かけてみませんか？
東北への観光客は2024年に急増！！
観光庁の最新データによると、2024年の東北への観光客数は前年比225%増！特に、都市部からの家族連れが急増しているんです。その理由として多かったのが「避暑地として最適」という声。
なんと東京より11度も涼しいんですよ。
でも、鳴子峡の魅力は涼しさだけじゃありません。2.2kmの遊歩道は小学生のお子様でも安心して歩けるよう整備されていて、絶景を楽しみながらマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
温泉施設も充実していて、お得な湯めぐりチケット（1,300円）を使えば、家族みんなで温泉三昧も夢じゃないんです。
陸羽東線での車窓の楽しみ方
陸羽東線での約44分間は、実は私のイチオシの時間なんです。子供たちも飽きない絶景の連続ですよ！
「写真を撮りたいけど、列車からじゃ難しそう…」
大丈夫です！特に鳴子峡に近づくと、列車がゆっくり走るので、写真も撮りやすいんです。車窓の右側に荒雄川の流れを見ながら進むと、まるで絵画のような断崖絶壁の鳴子峡が現れます。
【車窓からの絶景ポイント】
- JR中山平温泉駅〜鳴子温泉駅間のトンネルの間
- 大深沢橋（紅葉と青空に映える人気スポット）
- 温泉街の風景（鳴子温泉、中山平温泉など）
「子供が喜びそうな発見」
- 境田駅付近で川の流れる方向が変わる不思議な場所も！
- 山形新幹線が並走する区間では「つばさ」との競演も見られます
駅から鳴子峡へ、いざ出発！
鳴子温泉駅に到着したら、まずは駅前の「ぽっぽの湯」で足湯体験はいかが？
電車での疲れを癒してから、観光スタートです。
「駅からの距離が心配…」
確かに遊歩道まで4kmあるので、小さなお子様連れの方は、タクシーがおすすめです。約13分で到着できて、料金は約1,950円。事前に電話予約しておくと安心ですよ。
【お買い物情報】
駅から徒歩約10分のセブンイレブン鳴子末沢店で、お弁当やおやつを調達できます。
実は私のおすすめは、ここで買った おにぎりを持って、鳴子峡でのピクニック♪
遊歩道散策のベストタイミング
「混雑を避けたいけど、何時頃がいいの？」
夏の鳴子峡、実は午前9時〜10時がおすすめです！
【時間帯別の過ごし方】
- 9:00〜10:00 → 涼しい時間帯に遊歩道散策
- 11:00〜15:00 → 室内での体験プログラムや昼食
- 15:00以降 → 再び遊歩道や温泉を楽しむ
夏だけの特別体験！家族の思い出作り
お子様と一緒の夏休み、どんな思い出を作ろうかな？実は鳴子峡周辺には、夏ならではの体験がたくさんあるんです！
自然の恵みを収穫しよう！
「子供が自然に触れる機会って、なかなかないですよね」
そんなママの声にぴったりの体験をご紹介します。
【夏季限定の体験プログラム】
- ブルーベリー摘み取り体験（7月中旬～8月中旬）
→ お子様でも簡単に摘み取れて、その場で味わえます♪ - 鬼首大根堀り体験
→ 「こんな大きな大根が取れたよ！」子供の笑顔が見られます
どちらも最大50名まで受け入れ可能なので、お友達家族と一緒に参加するのもおすすめですよ。
インスタ映えスポットを巡ろう！
「写真を撮るなら、どこがいいの？」
実は、私のイチオシは大深沢橋からの眺め。夏の緑に囲まれた橋は、まるで額縁の中の絵のよう。家族みんなで記念撮影するなら、鳴子峡レストハウス前の見晴台がベスト！大深沢橋を背景に、絶景と一緒に思い出を残せます。
【撮影のベストタイミング】
- 午前中：逆光を避けられます
- 曇り空：コントラストが綺麗に出ます
- 夕方：優しい光で雰囲気ある写真に
お腹が空いたら…
遊歩道散策の後は、お腹も空いてきますよね。実はここでちょっとした裏技があります。
お昼時（11:30〜13:30）は観光客で混み合うので、私のおすすめは「ずらしランチ」。
11時台か14時頃に遅めの昼食を取れば、ゆっくりとお店を選べます。
【ランチスポット選び方のコツ】
- コーヒーハウス純：お子様メニューあり、オムライスが人気
- そば処小花：地鶏南蛮そばがリーズナブル
- たかはし亭：美しい庭を眺めながらのランチ
「アレルギーが心配…」
心配いりません。多くのお店で事前相談に応じてくれますよ。念のため、予約時に確認するのがおすすめです。
こども達に人気の体験
私が小さい頃に体験して、今でも覚えているのが「こけしの絵付け体験」。世界に一つだけの自分だけのこけしを作れるんです。約1時間で完成するので、小さなお子様でも飽きずに楽しめますよ。
「雨が降ってきたらどうしよう…」
そんな時は、日本こけし館での体験がおすすめ。屋内なので、天候を気にせず楽しめます。
夕暮れ時の過ごし方
「日が暮れてきたけど、まだ遊びたい！」
そんな元気なお子様のために、実は夕方以降も楽しみがいっぱい！
【夜の鳴子を楽しもう】
- 大江戸温泉物語 幸雲閣で卓球対決
- ますやの5000冊まんがコーナーでゆっくり読書
- カラオケで家族の思い出ソング
- 夜鳴きそばで〆のおやつタイム
私のおすすめは、夕暮れ時の温泉街散策。昼間とはまた違う雰囲気を楽しめます。
浴衣を着て、家族でぶらぶら歩くのも素敵ですよ。
お土産選びも思い出の一つ
「何を買って帰ろうかな？」
地元っ子の私がおすすめするのは、こんなお土産たち♪
【おすすめお土産リスト】
- 栗だんご（800円/5個入）
→ しっとり食感がたまらない！ - こけし（1,000円～）
→ 自分で絵付けしたこけしは一生の思い出に - こけしマッチ（180円）
→ かわいくてリーズナブル！
ガイドツアーで満喫！
「もっと詳しく知りたいな」という方には、宮城オルレ大崎・鳴子温泉コースのガイドツアーがおすすめ。地元ガイドさんと一緒に歩けば、ガイドブックには載っていない秘密の絶景スポットも教えてもらえるかも？
予約は3営業日前までに必要ですが、5kmコース（6,000円）なら小学生のお子様でも無理なく歩けますよ。
まとめ：東北の魅力、見つけた！
都会の暑さを忘れられる涼しい風、マイナスイオンたっぷりの渓谷美、そして温かな人情。
鳴子峡には、都市観光では味わえない魅力がいっぱいです。
私が小さい頃に母と訪れた思い出のように、きっとあなたのご家族にとっても、かけがえのない夏の思い出になるはずです。
【お役立ち情報】
- 体験プログラムは早めの予約がおすすめ
- 昼食は14時頃がねらい目
- 写真は午前中がベストタイミング
- 温泉施設は子供向けサービス充実
さあ、この夏は鳴子峡で、新しい東北の魅力を見つけに行きませんか？
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