
今年の家族旅行の計画、「また同じような場所になっちゃうかも…」とお悩みではありませんか?
定番の観光地に行くことも素敵ですが、家族の思い出に残る驚きの自然美を探してみませんか。
実は、都会の喧騒を離れ、マイナスイオンたっぷりの大自然に癒される秘境が、東北にあるんです。
それが秋田県の”熱い”渓谷「小安峡」。

真夏でも最高気温が29度程度と、東京より約5度も涼しく、天然のクーラーのような避暑地ですが、熱い温泉が岩から噴き出す珍しい場所なんです。
私は元TBS情報キャスターで、現在は東北観光推進機構 東北PR局で山形県アンバサダーを務めている荒生沙緒利です。


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落差20メートルの不動滝から轟く水音と水しぶき、マイナスイオンたっぷりの渓流沿いの遊歩道は91歳になった私のおばあちゃんでも安心して歩けるほど整備されていて、安心でした。
知る人ぞ知る東北の癒やしスポット、小安峡で、新しい東北の魅力に出会えました。
小安峡で体験できる3つの感動

1. 落差20メートル!迫力満点の不動滝
皆瀬川に懸かる不動滝は、その迫力に誰もが息をのむ絶景ポイント。滝つぼから立ち上る水しぶきは、真夏の暑さを忘れさせてくれます。
「そんな大きな滝、子供には危なくないの?」というご心配の声も聞こえてきそうですが、ご安心ください。展望スポットは安全な場所に設置されており、小さなお子様でも安心して滝見学を楽しめましたよ。
2. 誰でも安心して歩ける整備された遊歩道

全長約500メートルの遊歩道は、手すりが完備され、足元もしっかり整備されています。
91歳の私のおばあちゃんでも歩けるほど安全な遊歩道なので、お子様連れの家族でも安心です。

小安峡の入り口には自由に使える「杖」がありました!
入り口には上流と下流の2カ所があり、それぞれ階段があります(上流302段、下流406段)。
「階段の数が多くて大変そう…」と感じる方は、上流側の入り口がおすすめです。途中には休憩スポットも設けられているので、私のおばあちゃんは、休憩しながら、ゆっくりペースで進んでいました。
所要時間は約30分。
「子供が飽きてしまわないかしら」という心配も要りません。道中には様々な形の岩肌や、エメラルドグリーンの清流など、まるで自然の美術館のような景色が広がっているんです。
3. 渓谷に囲まれた温泉での癒やし
遊歩道散策の後は、温泉で疲れを癒すのがおすすめです。
小安峡温泉には4つの日帰り入浴施設があり、家族の好みや予算に合わせて選べます。
快適に観光するためのポイント

ベストシーズンと時間帯(真夏は29度程度!)
小安峡がある湯沢市の夏は、東京と比べて過ごしやすい気温です。真夏でも最高気温は29度程度。朝晩は特に涼しく、リフレッシュにぴったりです。
とはいえ、日中は紫外線が強いので、帽子や日焼け止めは必需品。特に遊歩道は木漏れ日が差し込む場所も多いため、首元を守るフェイスタオルもあると便利です。
服装と持ち物リスト
渓谷沿いは、水しぶきで足元が濡れることもあります。歩きやすい運動靴か、滑りにくいサンダルがおすすめです。
持ち物の目安
- 帽子(つばの広いもの)
- タオル(汗拭きと首元用)
- 飲み物(自販機は限られています)
- 着替え(温泉利用の場合)
- カメラ(防水機能があるとベター)
- 虫除けスプレー(夏場は必須)
「子供の靴が濡れてしまったら…」という不安がある方は、予備の靴下を持参すると安心です。
雨天時の対応策
夏の小安峡では、時折スコールのような雨が降ることも。
雨の日は滝の水量が増して、より迫力のある景観を楽しめます。
ただし、足元が滑りやすくなるので、雨具と共に滑りにくい靴の着用をお忘れなく。
意外と簡単!東京からのアクセス方法

新幹線とこまちシャトルで快適アクセス
交通手段 | ルート詳細 | 所要時間 |
---|---|---|
新幹線 | 東京駅→湯沢駅(秋田新幹線こまち) 湯沢駅→小安峡(こまちシャトル、バス、タクシー、またはレンタカー) | 新幹線:約3時間 湯沢駅から:約1時間 |
こまちシャトル | 湯沢駅→小安峡温泉(要予約) | 約1時間 |
路線バス | 湯沢駅→小安峡(季節運行) | 約1時間 |
タクシー | 湯沢駅→小安峡 | 約50分 |
レンタカー | 湯沢駅→小安峡(国道398号線経由) | 約50分 |

湯沢駅からは「こまちシャトル」がおすすめです!
「タクシーって高そう…」と思われるかもしれませんが、こまちシャトルは乗り合いタイプのため、リーズナブルに利用できます。
基本的に料金は1人2,000円から。事前予約制なので、安心して旅程を組めます。
※距離が短い場合は、1人1,000円の場合も

知って得する「こまちシャトル」活用術
こまちシャトルは単なる送迎タクシーではありません。
4時間コース(10,000円~)や8時間コース(20,000円~)を利用すれば、小安峡観光に加えて周辺の観光スポットも効率よく巡れます。
家族の人数が多い場合は、ジャンボタクシー(定員5~9人)がおすすめ。
4時間コース14,000円、8時間コース28,000円と、グループでの利用ならお得です。
「予約は難しそう…」という心配は無用です。
希望乗車時間の1時間前までなら、ウェブサイトから簡単に予約可能。スマートフォンからでも手続きできます。
湯沢市公式観光サイト:こまちシャトル
無料駐車場の利用方法(マイカー派向け)
マイカーでお越しの方に嬉しいことに、小安峡の駐車場は無料でした。
しかも、観光スポットのすぐ近くに位置しているので、小さなお子様連れでも安心です。
小安峡周辺で立ち寄りたいスポット

温泉施設巡り

小安峡温泉には個性豊かな4つの日帰り入浴施設があります。
「子供がいると気を遣う…」という方には、貸切風呂がおすすめ。周りを気にせず、家族でゆったり過ごせます。
よくある質問(FAQ)

Q. 子供連れでも安全に歩けますか?
A. はい、とても安全です。遊歩道は全区間に手すりが設置され、足元もしっかり整備されていました。91歳の私のおばあちゃんでも散策できたので、小学生のお子様なら問題なく歩けます。
Q. 年配の方でも楽しめますか?
A. はい、十分に楽しめます。遊歩道は緩やかな傾斜で、手すりも完備。階段は上流側(302段)と下流側(406段)がありますが、上流側の方が段数が少なく、ご高齢の方には上流側からの散策をおすすめしています。

私のおばあちゃん(当時91歳)でも登りました!
Q. 観光にはどのくらいの時間が必要ですか?
A. 遊歩道の散策には約30分。不動滝の見学や写真撮影を含めると、1時間程度が目安です。温泉も利用する場合は、半日コースがおすすめ。「こまちシャトル」の4時間コースを利用すれば、周辺スポットも含めてゆったり観光できます。
Q. 混雑状況はどうですか?
A. 夏休み期間中は、比較的多くの観光客が訪れます。特に週末の11時から15時頃が混み合いやすいため、朝一番か夕方の散策がおすすめ。平日なら、どの時間帯も比較的空いています。
まとめ

東北の秘境・小安峡は、真夏でも最高気温29度という過ごしやすさと、落差20メートルの不動滝、整備された遊歩道、4つの日帰り温泉施設など、家族で楽しめる要素が満載です。東京からのアクセスも、新幹線とこまちシャトルを使えば快適。入場料・駐車場が無料なのも魅力的です。
暑い夏こそ、マイナスイオンと清涼感に包まれながら、ご家族で東北の自然を満喫してみませんか?きっと、新しい夏の思い出が作れるはずです。
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