
共働きで忙しい毎日を送っている人にとって、休日は「限られた資源」ですよね。金曜夜に出発して、日曜に帰宅する短い時間。だからこそ、移動時間や事前準備で時間をロスしたくない──そう思いませんか?
東北の観光活動を通じて私が感じるのは、大人カップルにとって「時間と場所に自由がある」ことの価値は何物にも代え難いですよね!?
そんな、忙しい中でも週末は気軽に冬を楽しみたいという方必見の、東京から約4時間で到着でき、ゲレンデ内に温泉があり、周辺観光も楽しめる「時間効率が抜群に良い」スキー場・夏油高原スキー場をご紹介します。
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで、山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。


私のプロフィールはこちら
スキー選びで見落とされやすい「時間の使い方」という視点から、このスキー場がなぜ「知らないと損するのか」を、5つの理由で徹底解説。
旅全体を安心して楽しむためのポイントもお伝えします。ぜひ、今冬のスキー計画の参考にしてください。
東京カップルが「本当に行くべき」スキー場の条件

共働きの人達たちにとって、休日は何よりも貴重な資源です。金曜夜に東京を出発して、日曜に帰宅する48時間──この限られた時間で「最高の体験」を作りたいですよね。
今回ご紹介する夏油高原スキー場(岩手県北上市)は、この条件を満たす、知る人ぞ知る隠れた名スキー場です。この記事では、あなたが「今シーズン絶対に訪れるべき理由」を5つの視点からお伝えします。
理由1:11月下旬~4月上旬のロングシーズン 豪雪地帯だから叶う「冬を丸ごと満喫」

北上市は、岩手県を代表する豪雪地帯。この恵まれた環境があるからこそ、夏油高原スキー場は、業界トップクラスのロングシーズン営業(11月下旬~4月上旬~中旬)を実現しています。
一般的なスキー場は12月中旬~3月までの営業が多いのに対し、ここは初雪が早く、春先まで安定した雪質を保証。つまり「何度も足を運べる」という自由度が生まれるんです。
「今週末は天気がイマイチだから延期」「3月になってもまだ滑りたい気分」──そんな柔軟な計画が立てられるのは、限られた休日を有効活用したい共働きカップルにとって、想像以上に大きなメリットです。

さらに、ナイター営業(12月14日~2月23日の土日祝など16:00~20:00)も実施されています。「仕事が長引いた金曜の夜、それでも滑りたい」そんなニーズにも応えてくれます。
理由2:初心者40%・中級40%・上級20% パートナーと「別々のレベル」でも一緒に楽しめるコース設計
スキー場選びで意外と見落とされるのが、パートナーとスキルレベルが違う場合の過ごし方です。
夏油高原の14本のコースは、この課題を見事に解決しています。初心者向け40%、中級者向け40%、上級者向け20%というバランスは、どちらかが「退屈する」という状況を作りにくいのです。
標高差430m・最長滑走距離3,000mという設計も秀逸。

初心者向けコースでゆったりスタート可能なので、「スキー初心者だけど、彼についていけるかな」という不安も、ここなら払拭できます。
理由3:場内にある温泉「兎森の湯」でスキーの疲労をその日に完全リセット
多くのスキー場は、滑った後に別の場所へ移動して温泉に入ります。でも夏油高原は違います。ゲレンデ内に弱アルカリ単純泉(肌に優しく美肌効果の穏やかなお湯)の温泉を持つという、稀有な立地を活かしています。
げとう高原温泉「兎森の湯」の特徴は──
泉質:肌が柔らかくなる弱アルカリ単純泉。スキー後の疲労した肌に優しく、美肌効果も期待できます。
設備:展望露天風呂・寝湯・サウナ完備。疲れた体を芯からほぐせます。
景観:大自然を眺めながら入浴。山々に囲まれた絶景を楽しみながら、その日の疲れを癒すのに最高です。

「温泉は大人気で混んでいるのでは?」というご心配について。平日夕方は比較的空いています。土日祝は混雑が予想されますが、ナイター営業後(夜20時以降)も温泉利用が可能なため、タイミングの工夫で優雅な入浴体験が実現します。
理由4:写真好きなあなた向け 絶景スポット&インスタ映えコースで思い出を形に残す

あなたが「旅先での写真撮影」を大切にするなら、夏油高原は宝の山です。
ロープウェイ山頂展望台からの360度の絶景
ロープウェイ(大型ケーブルカー)で山頂展望台へ上ると、紅葉シーズン(秋)から冬山景観へと変わる雄大な山岳風景が広がります。白樺やブナ林に囲まれた景観は、まさにフォトジェニック。夫婦で交互に撮影を楽しむには最高のロケーションです。
写真撮影に最適な「C4コース」
ブナ林や白樺を通るこのコースは、単に「滑るコース」ではなく「景観を体験するコース」なんです。自然の中を滑り降りる体験そのものが、素晴らしい写真素材になります。
SNSや個人のアルバムに「本物の自然の中での思い出」を残せるのは、限られた休日だからこそ、大切にしたいポイントですよね。
理由5:1993年開業~現在に至る「地域とともに歩んだストーリー」

最後に、あなたが旅で大切にされる「歴史や背景を学ぶこと」についてお話しします。
夏油高原スキー場は1993年開業の第三セクター運営。現在は地域おこし協力隊を活用した地域活性化の拠点として機能しています。つまり「スキーを楽しむ」だけでなく「この地域を支える観光客になる」という体験ができる場所なのです。
北上市の振興に寄与し続けるこのスキー場を訪れることは、観光の本質──「地域と旅人が共に歩む」という関係を体現することになります。これは、単なる遊びではなく「地域への参加」です。
夏油高原スキー場 公式サイト

東京からのアクセス:実は4時間で到着できる距離感

「岩手は遠い」というイメージを持つなら、実際のアクセスを見てください。
ルート1:新幹線+無料シャトルバス(おすすめ)
| ルート | 所要時間 |
| 東京駅 → 東北新幹線で北上駅 | 約2時間50分 |
| 北上駅 → 無料シャトルバス | 約50分 |
| 合計 | 約4時間 |
運転の疲労なく到着でき、北上駅での乗り換えで気分転換もできます。
無料シャトルバスについて詳しくはこちら

ルート2:車での移動
| ルート | 所要時間 |
| 東北道北上金ヶ崎IC → スキー場 | 約30分 |
| 東京からの総走行時間 | 約4時間 |
駐車場完備で、周辺観光が自由。2人で交代運転なら、体力面での不安も軽減されます。
金曜夜に出発して土日の2日間を過ごす、または土曜の朝に新幹線で向かって翌日朝までの滞在など、共働きカップルの限られた時間を最大限に活用できる距離感です。
宿泊環境も整っており、スキー場直結の宿泊施設の他、周辺にも複数の施設が完備されています。
基本情報:計画を立てやすいコース・営業時間のまとめ

| 項目 | 内容 |
| 営業期間 | 2025年11月22日~4月6日予定 |
| 営業時間(平日・土日祝) | 8:30~16:30 |
| ナイター時間 | 16:00~20:00(12月14日~2月23日の土日祝など) |
| コース数 | 14本 |
| 初心者向け | 40% |
| 中級者向け | 40% |
| 上級者向け | 20% |
| 標高 | 山頂1,070m・ベース640m |
| 標高差 | 430m |
| 最長滑走距離 | 3,000m |
| 場内温泉 | げとう高原温泉「兎森の湯」(弱アルカリ単純泉) |
| 駐車場 | 完備 |
よくある質問(FAQ)

Q:初心者向けレッスンやスクールはありますか?
A:スキー場内でレッスンプランが用意されていることが多いです。初心者向けグループレッスンなども実施されているので、事前にスキー場に問い合わせることをおすすめします。上質な指導を受けることで、限られた時間の中での上達が加速します。
Q:レンタル用品は充実していますか?
A:スキー場内でのレンタルサービスは完備されています。上質な用品を希望する場合は、東京からの持参も選択肢です。お気に入りの板やウェアで滑るという選択肢も、旅の満足度を高めます。
Q:食事施設(レストラン・カフェ)は充実していますか?
A:スキー場内と周辺施設での飲食が可能です。詳細は公式サイトで確認いただくか、事前に宿泊施設に相談をおすすめします。
Q:混雑時期はいつですか?
A:一般的なスキー場と同じく、年末年始・成人の日周辺・2月の3連休は混雑します。穴場を狙うなら、1月中旬や3月がおすすめ。共働きカップルなら、可能な限り平日訪問を検討してみてください。時間に余裕が生まれ、温泉も独占できる確率が高まります。
まとめ:夏油高原スキー場は「大人カップルの冬の時間の使い方」そのもの

夏油高原スキー場の魅力を、改めて整理します。
✓ ロングシーズン営業で「何度でも足を運べる柔軟性」
✓ 初心者~上級者対応のコース構成で「ペアのレベル差を超える体験」
✓ 温泉×スキー×観光で「一泊で完結した満足度」
✓ 絶景スポット満載で「思い出を形に残す」
✓ ストーリーのある場所で「消費ではなく参加の体験」
これは、仕事をしながら限られた休日を大切にする東京在住のカップルにとって、正解のスキー場選びです。
想像してみてください。金曜夜、北上駅に降り立つあなたたち。無料シャトルバスに乗って50分。新幹線の疲れは吹き飛びます。
土曜の朝、白樺に囲まれたゲレンデで滑る感覚。パートナーと別々のコースに向かい、昼食時に合流して一緒に食べる時間。午後、絶景コースで写真を撮る楽しさ。
夕方、疲れた体を展望露天風呂に浸す至福。大自然を眺めながら、「良い一日だったね」と語り合う。
翌日は周辺温泉地をドライブ観光。冬の東北を満喫して、帰路に就く。
これが、「夏油高原の冬」です。

コメント