
東京から新幹線+バスで片道3時間以上。限られた週末の時間を移動で消耗していませんか?
東北のスキー場は数多くあるのに、「雪質・設備・コスパで迷う」「スキーだけでは物足りない」
こんな声、多く聞きます。特に共働きカップルは、1泊2日に温泉も観光も詰め込みたいけど、移動時間に疲れたくない。そのジレンマです。
そんな悩みを解決してくれるのが、「安比高原スキー場」です!
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。


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この記事では、安比が「選ばれ続ける理由」を3つに絞り、効率的で充実した旅の設計図をお届けします。限られた時間を、最高の体験に変える 準備を、今から始めてみませんか?
知らないと損する|安比高原が選ばれ続ける「3つの理由」


まず、なぜ安比高原が「選ばれ続ける」のか。それは、この3つの理由が見事にそろっているからです。
① 極上の雪質|北緯40度の内陸高原だからこそ実現するパウダースノー
スキーの魅力は、何といっても「雪との出会い」です。私が東北を周る中で何度も耳にしたのが「安比の雪は違う」という言葉。
安比高原は北緯40度、標高1,000m超の内陸高原に位置しています。この立地が、サラサラで軽いパウダースノー「アスピリンスノー」を約束するんです。雪質の用語で聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「降りたての粉雪のような軽さ」。水分が少なく、スキー板がスーッと伸びるような滑走感が味わえます。
特におすすめは1月下旬〜2月。この時期、安比は冷え込みが強く、連日パウダースノーが降り積もります。正月明けの平日なら、圧雪されていない自然な雪のコースもたくさん滑走できるんですよ。

初心者でも上級者でも、その違いに驚くはずです。「良い雪」を一度体験してしまうと、他のスキー場では物足りなく感じてしまうほど。これが、多くのリピーターを生む理由なんです。
② 21本の多彩なコース|初心者からエキスパートまで、一日中飽きない

次に、安比の規模の大きさです。全21コース、総距離43km超というのは、東北では屈指の大きさ。コース構成は初級30%・中級40%・上級30%とバランスが取れています。
つまり、カップルで技術レベルが異なっていても、それぞれが満足できるコースが用意されているんです。これって、実は大事なポイント。一方は初級、一方は上級という組み合わせでも、互いに別々のコースを存分に楽しめるんですよ。
初心者向けには、ヤマバト(5,500m)という名物ロングコースがあります。5,500mとは、かなりの距離です。緩やかな斜面をゆったり滑り下りるこのコースは、初めてのスキーやボード、久しぶりの滑走に最適。疲れすぎることなく、充実感を味わえます。
中級から上級へステップアップしたい方には、セカンド、ザイラー、セントラルといった幅100m超の広々としたコースが用意されています。また、ツリーラン(樹林帯を滑るコース)が5ヶ所もあり、粉雪の中、木々に囲まれながら滑る体験は、スキーの本当の楽しさを教えてくれます。

マジックフォレストというキッズ向けエリアもあるので、もし将来的に子どもを連れてくることになっても、家族全員で楽しめる環境が整っています。
③ 盛岡から約1時間|移動ストレスなく、朝出発で夜には温泉
最後の理由は、アクセスの良さです。
東京からのルートは、新幹線で盛岡まで、そこからバスで安比高原が最も効率的。東京駅から盛岡駅までは東北新幹線で約2時間10分〜30分、そこから冬期運行の直通バスに乗ると約1時間で安比に到着します。乗り換えはたったの1回です。
移動中も仕事のメールをチェックしたり、SNSを編集したり、時間を有効活用できるのが、共働きカップルにとって大きなメリット。これが車での長時間ドライブだと、疲労感がぐっと増します。
「朝8時に東京を出発して、昼過ぎには滑走を始められる」-こんなスケジュール感を実現するのは、東北の他のスキー場では難しいんです。帰路も同じく効率的なので、日曜夜には東京に帰宅できます。

車でのアクセスも可能です。東北自動車道で約7〜8時間のドライブになりますが、盛岡ICからは約1時間で到着。大規模な駐車場が整備されているので、マイカー派にも安心です。
実際のアクセス&おすすめの過ごし方

では、実際に安比へ向かうとなったら、どう計画するのが最適か。具体的なプランをご紹介します。
東京からのアクセス|最適なルートと所要時間
新幹線利用(推奨)
| 区間 | 手段 | 所要時間 | 備考 |
| 東京→盛岡 | 東北新幹線 | 約2時間10分~30分 | 移動中の時間活用が可能 |
| 盛岡→安比高原 | 直通バス | 約1時間 | 冬期運行、要確認 |
| 往路合計 | — | 約3時間10分~30分 | 乗り換え1回で効率的 |
盛岡駅西口から安比高原行きの直通バスが冬期に運行しています。ただし、運行本数は限られているため、事前に時間を確認しておくことをおすすめします。
「盛岡から1時間」というのは、東北のスキー場の中でも有数のアクセス性。これまで遠すぎて選択肢から外れていたスキー場が、安比なら現実的なプランになるはずです。
1泊2日スタンダードプラン+延泊時のポイント

【1泊2日:新幹線利用版】
1日目
- 8:00 東京駅発
- 10:30 盛岡駅着、直通バス乗車
- 11:30 安比高原到着、リフト券購入・レンタル手配
- 13:00 ゲレンデ滑走開始(初日は体慣らし&ロングランでリラックス)
- 16:00 滑走終了、安比温泉へ
- 18:00 宿泊施設チェックイン、夕食(前沢牛ステーキなど地元食材)
- 21:00 就寝
2日目
- 7:30 起床、朝食
- 8:30 ゲレンデ滑走開始(中上級コース挑戦、充実した滑走)
- 11:00 チェックアウト
- 12:00 八幡平方面へ移動
- 13:00 松川温泉や藤七温泉立ち寄り
- 14:00 昼食(ひっつみ汁など地元食)
- 15:00 盛岡駅へ向かう
- 16:30 盛岡駅発
- 18:30 東京駅着
このスケジュールなら、移動時間を最小限にスキーと観光の両立が実現できます。
もし時間に余裕があれば、3日目の延泊で松川温泉や藤七温泉を巡るコースもおすすめです。樹氷シーズン(1月下旬〜2月)なら、特に立ち寄る価値があります。
よくある質問(FAQ)

Q1:初心者でも大丈夫ですか?
A:むしろ初心者向けです。ヤマバト(5,500m)などの緩斜面ロングコースが充実しており、マジックフォレストというキッズ・初心者専用エリアもあります。また、英語対応を含むスクール(半日5,000円前後)も整備されているので、「スキー経験ゼロから始めたい」という方も安心です。
Q2:ホテルの選び方は?
A:安比高原ホテルが最も便利で、スキー場直結のため「滑って直接温泉」というルートが可能です。他にも周辺にペンションやロッジが複数あります。新幹線+バスでの来場の場合、「駅からの送迎バスがあるか」を確認しておくと、到着後がスムーズです。
Q3:温泉以外に立ち寄るなら?
A:八幡平ビジターセンター(旧鉱山跡・地熱発電所)、そして松川温泉・藤七温泉がおすすめです。時間に余裕があれば、盛岡市内の歴史的な町並みや美術館も候補です。盛岡は「じゃじゃ麺」など郷土グルメの宝庫なので、帰り道にちょっと立ち寄るのも良いですよ。

ドラゴンアイ(鏡沼)は冬季は積雪閉鎖のため、春季(5月下旬)の訪問推奨です。
Q4:レンタル・スクール情報は?
A:フルセットレンタル(スキー板・ブーツ・ストック、またはスノーボード)は、大人1日9,000〜12,000円程度の料金設定です。スクールは半日レッスンで5,000円前後。英語対応のインストラクターもいるので、外国人パートナーとの来場にも対応可能です。詳しくは安比公式サイトで最新情報を確認してください。
Q5:ベストシーズンと混雑状況は?
A:営業期間は12月上旬~4月上旬~中旬で、ロングシーズンを誇ります。ベストシーズンは雪質重視なら1月下旬〜2月。この時期はパウダースノーが安定し、降雪も期待できます。
混雑状況としては、正月(12月29日〜1月5日)とGW(4月下旬〜5月上旬)がピークで、リフト待ちが30分を超えることもあります。土日も中程度の混雑が予想されます。

おすすめは、平日狙い -特に1月下旬〜2月の平日なら、雪質も良く、ゲレンデも空いているため、最高のスキー体験が実現します。もし日程の融通が少しきく場合は、有給を使ってでも平日に訪れる価値があります。
最後に|安比高原で「最高のスノボ旅」を

ここまで、安比高原の魅力をお伝えしてきました。
東京から新幹線で約2時間、そこからバスで1時間。決して「近い」とは言えないかもしれません。でも、その先に待っているのは、極上の雪質、充実したコース、温泉、ストーリー、そして絶景という、すべてが詰まった空間です。
共働きのあなたたちにとって、限られた休日は本当に貴重ですよね。だからこそ、その時間を最大限に活かせるスキー場選びが重要です。
安比なら、移動で疲弊することなく、到着したその日からスキーを開始でき、翌日には八幡平の自然と歴史に触れることができます。スキーの技術レベルが異なっていても、それぞれが満足できるコースが用意されている。温泉で疲れを癒し、地元の食材で心も体も満たされる。インスタに投稿したくなるような風景に出会える。
そしてもう一つ、大事な観点として、効率的な旅の計画があります。新幹線利用なら、移動中も仕事やプライベートの時間を確保できます。帰宅後の疲労感も車での長距離ドライブより少ないでしょう。
「ちょっと遠いな」と感じたかもしれません。でも、一度訪れてみれば、その距離感は「許容範囲」を大きく超えること間違いなしです。



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