タクアンをたくさん頂いて、味が落ちる前に食べきらなきゃ！と思ったことはありませんか？
また、自宅で漬けたタクアンを毎回切り分けるのが手間に感じることもありますよね。
実は、そんな煩わしさから解放してくれる、ジップロック コンテナーを使った簡単な保存方法があるんです♪
私が日頃から使っているジップロック コンテナーは、こちらです！
ジップロック コンテナーは、違うサイズ同士でも積み重ねて保存・収納できるので、重ねた時に崩れにくく、使いやすいです！
中身が一目でわかる半透明の容器
容器の側面に目盛りが付いているので、内容量が確認できます
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで山形県酒田市在住のフリーアナウンサー 荒生沙緒利がご紹介しています。
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タクアンの作り方は、２種類ある
タクアンは、大根を塩や糠（こうじ）で漬け込んで作る、日本の伝統的な漬物です。
作り方は大きく２種類あります。
一つ目は、初めに大根を干す製法で、独特の歯ごたえと甘みが生まれます。伝統的な製法で、干した大根は「干し大根」といいます。
もう一つは、生のまま塩漬けにする方法で、浸透圧を利用して水分を減らします。食感は干してから漬けるよりも柔らかいです。こちらは「塩押し大根」といいます。
タクアンは、冷凍保存ができる
切り分けて冷凍保存すれば、長期間楽しむことができます。
漬物を冷凍できるなんて意外ですよね！
タクアンの冷凍保存の方法をご紹介します。
材料
- タクアン（保存しておきたい分量）
準備するもの
キレイなまな板、包丁、ラップ、ジップロック コンテナー、タクアン
１、長く保存できるように、まな板と包丁、タクアンを綺麗に洗って清潔なキッチンペーパーなどで拭き取ります。
２、たくあんをお好みの切り方で切り分けます。そのまま食べる場合は薄いスライスに、チャーハンなどの料理に使う場合はみじん切り、和え物に使う場合には細切りなどにします。
３、すぐに食べる分はタッパーなどの保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
保存しておく分は小分けにしてジップロック コンテナーに入れて冷凍庫で保存します。
ポイントは、タクアンが乾燥しないようにピッタリとフタに付くまで入れます。
密着している方が水分が蒸発しにくくなります。
- 漬け汁がある場合は、さらに袋のジップロックなどに入れておくと、万が一漏れても庫内を汚さないので安心です。
ジップロック コンテナーがタクアンの冷凍保存にオススメなのは、シンデレラフィットできるから
ジップロック コンテナーの中に、細長いサイズのタッパーがあります。
このサイズとタクアン輪切りのサイズがジャストフィットなんです！
折れたり、曲がったりせずに入れることができるので、見た目が綺麗なまま保存ができます。
冷凍・冷蔵保存でもすぐに盛り付けることができるので、とても便利です。
ジップロック コンテナーには、２４個もタッパーが入っている
軽くて丈夫なプラスチック製保存容器が24個入ったアソートセット。
同じサイズはもちろん、異なるサイズ同士でも積み重ねて保存、収納できます。
底面とフタの凸凹で重ねた時にずれにくくなっていて、中身が一目でわかる半透明の容器です。
容器の側面に目盛りが付いて、内容量が確認できます。
本体、フタとも耐熱温度は140度、耐冷温度は-20度で、食品の冷凍保存からフタごと電子レンジ加熱までできます。
冷蔵庫・冷凍庫のスペースを有効活用でき、使わない時もすっきりコンパクト収納できます。
スクリュータイプのタッパーは、カレーやスープなどを入れて持ち歩いても液漏れがしません！
ランチのお弁当箱の代わりにも使えます。
タクアンの発祥は、山形県上山市だった
発祥は山形県上山市と言われています。タクアンの由来は諸説ありますが、江戸幕府の第三代将軍徳川家光と沢庵宗彭（たくあんほうそう）が登場する説が有名です。
沢庵和尚は、宮本武蔵の伝記で登場する有名な和尚さんですよね！
臨済宗の僧、沢庵和尚は、幕府と朝廷の権力争いにより山形県上山市に流された際、大根を使った「たくわえ漬け」を作りました。これを食し、気に入った家光が「たくあん漬け」と名づけ広めたとされています。
沢庵和尚が過ごした春雨庵は山形県上山市にあり、県の指定文化財史跡です。
現在でも11月になると沢庵禅師供養祭（たくあんぜんじくようさい）や漬け込み式が開催されています。大根輪投げ大会や湯漬け沢庵の試食も行われます。
東北のタクアンと言えば秋田の「いぶりがっこ」
東北には秋田県を代表する、有名な燻製のたくあんがあります。「いぶりがっこ」と呼ばれ、独特の燻製の風味と深いうま味が特徴です。「いぶり漬け」「いぶり沢庵」としても知られています。
日照時間が短かさと寒さのため、大根を十分に乾燥させることができない環境がありました。そこで、いろりの上に吊るし、火の熱と煙で干したのが「いぶりがっこ」の始まりとされています。「いぶり」とは「いぶした」、「がっこ」は秋田の方言で「漬物」という意味です。
タクアン消費量TOP５に東北から３県ランクイン
1年間で何本の大根漬け（たくあん漬け）を消費しているかのランキングです。東北6県のすべてが13位までにランクインしています。
タクアンがいかに東北人から愛されているかがわかる結果ですね！
| 順位 | 都道府県 | 本数 | 金額 |
| 1位 | 鳥取県 | 1.18本 | 888円 |
| 2位 | 宮城県 | 0.85本 | 581円 |
| 3位 | 秋田県 | 0.82本 | 764円 |
| 4位 | 高知県 | 0.80本 | 536円 |
| 5位 | 山形県 | 0.77本 | 486円 |
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| 10位 | 福島県 | 0.65本 | 452円 |
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| 13位 | 青森県 | 0.58本 | 422円 |
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| 14位 | 岩手県 | 0.57本 | 398円 |
総務省統計局「家計調査」から各都道府県の1人当たりの支出金額を算定し、総務省統計局「小売物価統計調査」を利用し、各都道府県の物価を反映させ、消費量を算定しています。
実はあまり知られていないタクアンの栄養素
干し大根を使う製法では100あたり23キロカロリーです。
塩押し大根を使う製法では100gあたり43キロカロリーです。
一切れ12gほどで、3切れで9〜15キロカロリーくらいになります。歯ごたえがあるので噛む回数が多くなり、少ない量でも満足感があります。噛むほどにうまみも出てきて、味わい深いですね。
GABA（ギャバ）
たくあんには干し大根由来のGABAが豊富に含まれます。
ガンマアミノ酪酸（Gamma Amino Butyric Acid）の略称で、アミノ酸の一種です。
体の中で作られ、ストレス緩和、疲労軽減、睡眠の質の向上、血圧の低下など、さまざまな効果が期待されています。
食物繊維
食べ物の中に含まれていて、人の消化酵素で消化することのできないものです。
腸内環境を整え、便秘を防ぐために重要です。
また、脂質や糖、ナトリウムなどを体の外に排出する働きもあるので肥満や糖尿病予防・改善にも効果が期待できます。そのため、第6の栄養素とも呼ばれています。
ビタミン
ビタミンB１は、エネルギー代謝を助けて、疲労回復に役立ちます。
ビタミンCは「アスコルビン酸」ともよばれ、シミの原因ともいわれるメラニン生成の抑制、骨の健康維持など、全身の健康と美容のサポート役です。
その量は100gあたり40㎎も含まれていて、はっさくやバレンシアオレンジに匹敵します。塩分の取りすぎに注意しながら、適量を食事に取り入れてください。
ビタミンB1が不足すると、身体のダルさや肩こり・腰痛を感じるようになります
ミネラル
カリウムやカルシウム、リンなどが含まれています。
カリウムは体中の水分バランスを調整し、カルシウムは人体で一番多く含まれるミネラルで骨や歯を形成しています。リンは骨や歯の形成だけでなく、細胞を守る役割もあります。
乳酸菌
腸の中で悪玉菌の繁殖を抑えたり、消化吸収の促進によって腸内環境を整えてくれます。免疫力を高めるとも言われていて特に冬の時期には取り入れたいですね。
まとめ
日本の代表的な漬物「タクアン」をたくさん頂いた時の保存方法は、ジップロック コンテナーでシンデレラフィット！
ジップロック コンテナー アソートなら、様々な大きさのタッパーが24個も入っているので、日頃の家事がはかどります。
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