
「たくあん余っちゃってるなぁ…」冷蔵庫の片隅で、黄色く輝くたくあんの姿に頭を抱えたことはありませんか?
私も以前、ご近所さんからたくさんのたくあんをいただいたものの、家族があまり手をつけず、気づけば酸っぱくなってきちゃった…なんて経験がありました。
でも、余りがちなたくあんを消費しつつ子どもたちがパクパク食べる驚きの主食に大変身させるレシピがあるんです!
それは・・・『じゃことチーズたくあんチャーハン』
たくあんは炒めることで水分が飛び、甘みと旨みが凝縮されてチャーハンとの相性が抜群に。
さらに、ちりめんじゃこの風味とチーズのコクがプラスされると、いつものチャーハンがワンランクアップ!子どもたちも新しい味付けでパクパク食べてくれること間違いなし。
この記事は、東北観光推進機構 東北PR局 山形県アンバサダーで、山形県酒田市在住のフリーアナウンサー・荒生沙緒利がご紹介しています。


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実は私、山形に移住してからというもの、近所のおばあちゃんから教わった「たくあんチャーハン」にハマりまくりです。東京にいた頃は想像もできなかったこの美味しさを、絶対に試して頂きたいです!
たくあんの塩気とチーズのコク、そしてじゃこの旨味が絶妙に絡み合う、魔法みたいなチャーハン。冷蔵庫のたくあんを救済するだけでなく、子どもたちが喜ぶ新しい味が発見できますよ。
今回使用した「じゃこ」は福島県の黒潮海苔店のちりめんじゃこ

国産のじゃこを厳選し、乾燥度が高い物を厳選した「ちりめんじゃこ」です。
じゃことチーズたくあんチャーハンの作り方

材料(4人分)
- ご飯 茶碗4杯分
- たくあん 160g
- ちりめんじゃこ 40g
- プロセスチーズ 60g
- ごま油 大さじ1
- 鰹節 2袋(小袋)
- 醤油 小さじ2
- 小ねぎ 10~20本(お好みで)
「たくあんって太いのや細いのがあるけど、どっちを使えばいいの?」という疑問には、どちらでもOK!食べやすいように刻むので、太さは気にしなくても大丈夫です。

作り方
1、たくあんとチーズを5ミリ角に刻みます。小ねぎは、幅5mmくらいの小口切りに。

2、フライパンにごま油を熱し、ちりめんじゃこ、たくあんをサッと炒めます。

3、ごはんを加え、全体を混ぜ合わせます。

4、鰹節、醬油、小ねぎ、チーズを加えて炒めます。

5、皿に盛ったら完成!


さらにトッピングで小ねぎと鰹節をふりかけると見た目も華やかになりますよ。
〈ポイント〉

- たくあんの刻み方:大きければ歯ごたえがよくなります。小さければ子どもも食べやすく、味が全体に馴染みやすくなります。家族の好みに合わせてアレンジしてください。
- コショウをプラスしてみて:辛いのが大丈夫なら、子どもが食べる場合でも一振りしても良いです。コショウの風味がスパイシーに香る仕上がりになります。
- 醤油:たくあんに塩分があるので味見をしながら、醤油の量は加減してください。
福島県の黒潮海苔店
今回のレシピに欠かせない「ちりめんじゃこ」を語るなら、福島県の老舗「黒潮海苔店」のちりめんじゃこが見逃せません。

住所
福島県南相馬市原町区旭町四丁目五番地
黒潮海苔店のちりめんじゃこの特徴
黒磯海苔店は、昭和41年に創業し、地元の海苔屋さんとして地域に愛される名店です。職人技が光るこだわりの海苔をメインに自社工場で製造していて、ほかにもたくさんの人気商品を取り揃えています。
ちりめんじゃこは福島沖で獲れた新鮮なしらすを加工していて、食べるたびに広がるのは、さわやかな潮の香り。
こだわりの製法で乾度が高く、舌が喜ぶ至福の味でした。

黒磯海苔店のちりめんじゃこを食べた時、じゃこの濃厚さと食感に驚きました!そのまま食べたら「ホロ苦い大人の味」チャーハンに混ぜると「味の良いアクセント」に。
ちりめんじゃこって何?

「ちりめんじゃこ」と「しらす」
よく似ていますが、実は違うってこと、知っていましたか?実は、私も最初は違いを知らなかったんです!
どちらもカタクチイワシやマイワシなどの稚魚のことですが、加工方法に違いがあるんです。
ちりめんじゃこ
しらすを塩ゆでした後、天日や機械で乾燥させて加工したものです。乾燥によって水分が減少して旨味が凝縮され、独特のカリカリとした食感と風味が生まれます。保存性に優れていて、昔からいろいろな料理に使われてきました。
しらす
水揚げされたあと、生のままか軽くゆでただけのものです。氷の薄い欠片のようなほんのりとした白さを帯びた透明感があり、食感はやわらかく、鮮度が命。「生しらす」は水揚げしたてのフレッシュな風味が楽しめます。「釜揚げしらす」は軽くゆでたもので、少しだけ塩味がします。
ちりめんじゃこの栄養
カルシウムの優等生
ちりめんじゃこのすごいところは、カルシウムがたっぷりなこと。なんと牛乳より多いんです!100gあたりのカルシウム含有量は牛乳の約5〜10倍。骨や歯の形成に欠かせないカルシウムを、小さなお魚からたっぷり補給できるんです。特に成長期のお子さんには積極的に食べてほしいですね。
DHA・EPAでお子さんの脳も元気に
魚の油に含まれる不飽和脂肪酸「DHA」と「EPA」は、脳の発達や記憶力向上、集中力アップをサポートすると言われています。
ビタミン・ミネラルも含まれています
ビタミンDやビタミンB群、亜鉛、鉄分、マグネシウムなど、様々なビタミン・ミネラルをバランスよく含んでいます。特にビタミンDはカルシウムの吸収に相乗効果が働きます。
手軽に摂れる
稚魚を丸ごと食べるので、通常の魚では捨ててしまう頭や内臓も一緒に摂取できる「全身食」。普通の魚では摂りづらい栄養素も手軽に補給できます。
「じゃことチーズのたくあんチャーハン」アレンジバリエーション

ピリ辛バージョン
たくあんとの相性が最高!キムチをプラスして。辛さ×酸味で大人向けの味わいに変身します。
野菜たっぷりヘルシーバージョン
小松菜や人参、コーンなどの野菜を加えれば栄養バランスアップ!「野菜を食べてほしいけど、子どもが嫌がる…」というお悩みにもピッタリです。わが家では苦手な野菜をこっそり混ぜています。ついでに冷蔵庫のあまり野菜の整理もできてうれしいですよね。
お弁当バージョン
冷めてもチーズがアクセントになって美味しかったですよ。朝の忙しい時間にもササッと作れるのが主婦にとっては二重マル◎
まとめ:簡単&栄養満点
冷蔵庫の残り物、たくあんとちりめんじゃこを活用したこのチャーハンは、簡単なのに、食材をムダなく使えて栄養もたっぷり。たくあんの食物繊維とビタミン、ちりめんじゃこのカルシウムとDHA、さらにチーズのタンパク質が加わり、バランスよく栄養が摂れちゃいます。家族みんなが喜ぶ一品です。
特に、チーズのカルシウムとちりめんじゃこのカルシウムのダブル効果で、お子さんの骨の成長をしっかりサポートします。成長期にピッタリですね!食の細いお子さんも、この組み合わせならおいしく栄養補給ができますよ!
今回使用した「じゃこ」は福島県の黒潮海苔店のちりめんじゃこ

国産のじゃこを厳選し、乾燥度が高い物を厳選した「ちりめんじゃこ」です。
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