やま君栗駒山の「神の絨毯」を見てみたいんだ。見頃っていつ?登山初心者でも大丈夫かな……。
栗駒山の全山紅葉「神の絨毯」は、スケールと色の鮮やかさで東北随一。山頂から見下ろす赤・黄・橙・緑のパッチワークは、日本一とも評されます。しかし栗駒山は見頃が短いうえ、紅葉ピークの週末はマイカー規制で登山口の駐車場に入れないことも。
この記事では、栗原市や各温泉施設など公的機関・公式の最新情報をもとに、見頃・登山コース・絨毯を美しく見るコツ・交通規制・温泉・モデルコースまでまとめました。
読み終えるころには、いつ・どのコースで登り・どうやって行き・何を備えればいいかが具体的にイメージできるはず。

荒生沙緒利
SAORI ARAO
- 山形県アンバサダー@東北観光推進機構 東北PR局
- フリーアナウンサー
- 山形県酒田市在住
\早朝の神の絨毯を見るなら前泊がカギ/
栗駒山の紅葉「神の絨毯」は東北紅葉の最高傑作

東北で“山まるごとの全山紅葉”を見たいなら、栗駒山は候補になってきます。
理由は、山頂付近から見下ろす紅葉のスケールにあります。赤・黄・橙・緑のパッチワークが山全体を覆う光景は「神の絨毯」と呼ばれ、日本一とも評されるほど。
栗駒山は宮城・岩手・秋田の3県にまたがる標高1,626mの活火山で、「花の百名山」にも選ばれています。山中には強酸性の名湯・須川温泉もあり、登山と紅葉と温泉を一度に楽しめます。
- 神の絨毯:山頂付近から見下ろす全山紅葉。栗駒山を象徴する絶景
- いわかがみ平:初心者でも登りやすい宮城県側の登山口。紅葉の名所
- 須川温泉:標高1,100m台に湧く強酸性の名湯。登山後の一風呂が格別
| 項目 | 栗駒山の紅葉 基本情報 |
|---|---|
| 見頃 | 例年9月下旬〜10月中旬(山頂のピークは9月下旬〜10月上旬) |
| 標高 | 1,626m。宮城・岩手・秋田の3県にまたがる活火山 |
| 特徴 | 全山が染まる「神の絨毯」。花の百名山 |
| アクセス | くりこま高原駅から車で約60分(いわかがみ平) |
さおり東北の紅葉の先陣を切る山なので、9月下旬の早い時期から色づき始めるのがポイントですよ。
栗駒山の紅葉の見頃は9月下旬〜10月中旬
栗駒山の紅葉の見頃は、例年9月下旬〜10月中旬です。東北の紅葉シーズンの先陣を切り、標高の高い山頂付近から色づき始め、山麓へ約3週間かけて紅葉前線が下りていきます。神の絨毯を狙うなら、山頂〜中腹が染まる10月上旬前後が目安です。
| 時期 | 色づきの目安 |
|---|---|
| 9月下旬 | 山頂付近(標高1,626m)から色づき始め。東北の紅葉の先陣 |
| 10月上旬 | 山頂〜中腹が見頃のピーク。「神の絨毯」が広がる |
| 10月中旬 | いわかがみ平など山麓まで見頃が下りてくる |
| 10月下旬以降 | 落葉が進む。冬季(11月〜春)は登山道が閉鎖へ |
さおり出発前に紅葉情報サイトやライブ映像で、最新の色づき状況を必ずチェックしてから出かけてくださいね。
登山コースの選び方|初心者はいわかがみ平・中央コース

栗駒山にはいくつかの登山ルートがあります。初心者には、宮城県側のいわかがみ平から登る中央コースがおすすめです。
| コース | 特徴 |
|---|---|
| 中央コース(いわかがみ平発) | 片道約1時間30分・約3km。危険箇所が少なく整備され、初心者向きの定番ルート |
| 東栗駒コース(いわかがみ平発) | 片道約2時間30分・約4km。沢沿いの変化に富むルート。増水時は注意が必要 |
| 須川コース(須川温泉発) | 秋田・岩手側の登山口。登山後すぐに温泉に入れる。比較的空いている穴場 |
初心者はコースタイムの1.2倍ほどの余裕をみておくと安心です。栗駒山は標高1,626mの山。山頂付近は気温5℃以下になることもあり、天候も急変しやすいため、装備を整え、登山届の提出も忘れずに。
紅葉期はマイカー規制に注意|シャトルバスと前泊が安心
栗駒山で最も見落としがちなのが、紅葉ピーク期の交通規制です。いわかがみ平の駐車場はピーク時の早朝に満車となるため、期間中はマイカーの乗り入れが規制され、臨時駐車場からのシャトルバス利用となります。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 規制期間(2025年) | 10月3日17時〜10月19日17時。いわかがみ平へのマイカー乗り入れ不可 |
| シャトルバス | 臨時駐車場〜いわかがみ平を約20分で連絡(2025年は10/4〜10/19・6:00〜15:00ごろ運行) |
| 協力金 | 環境保護協力金 1人500円(期間限定パスポート1,000円) |
規制期間中の早朝にいわかがみ平から登るなら、臨時駐車場に車を停めてシャトル始発を待つ流れになります。
栗駒山へのアクセスと前泊モデルコース

紅葉ピーク期は前泊+早朝行動がカギです。新幹線でくりこま高原駅へ、そこから登山口へ向かいます。
| 手段 | 目安・ポイント |
|---|---|
| 新幹線+車 | 東京→くりこま高原駅 約2時間15分+車で約60分(いわかがみ平) |
| 須川温泉側に前泊 | 須川高原温泉・栗駒山荘に泊まれば、規制を受けず早朝から登山可能 |
| シャトルバス | 紅葉期のいわかがみ平はマイカー規制。臨時駐車場からシャトルを利用 |
前泊・早朝登山モデルコース
- 前日夕方:須川温泉やハイルザーム栗駒など、山麓の宿に前泊
- 当日早朝:須川側前泊なら5〜6時に出発。いわかがみ平側は規制期間中シャトル始発(6時頃)を利用
- 7時前後:山頂に到着し、朝日に染まる「神の絨毯」を堪能・撮影
- 9時:下山して登山口で休憩。はっと汁や栗駒牛など郷土の味も
- 11時:須川温泉の露天風呂で疲れを癒し、午後にくりこま高原駅から帰路へ
登山の持ち物チェックリスト
- 登山靴:滑りやすい岩場あり。スニーカーは不向き
- 防寒着:山頂は平地より10℃以上低い。フリース+ウインドブレーカー
- 水・行動食:山頂に売店なし。500ml×2本+おにぎり程度
- レインウェア:山の天気は急変しやすい。防水アウターを必携
- ヘッドライト:早朝登山をする場合は用意を
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よくある4つの質問(FAQ)
まとめ|神の絨毯を求めて栗駒山へ
栗駒山の秋は、スケール・色の鮮やかさ・名湯のどれをとっても、わざわざ足を運ぶ価値があります。最後にもう一度おさらいします。
- 見頃:例年9月下旬〜10月中旬(山頂のピークは9月下旬〜10月上旬・年で変動)
- 絶景:山頂から見下ろす全山紅葉「神の絨毯」。晴れた早朝がベスト
- 登山:初心者は中央コース(片道約1時間30分)。装備と登山届を忘れずに
- 温泉:須川高原温泉(日帰り大人900円・例年5月下旬〜10月下旬頃営業)や栗駒山荘で疲れを癒す
さおり東北の紅葉の先陣を切る栗駒山。晴れた早朝に山頂で迎える神の絨毯は、きっと「来てよかった」と一生の記憶に残るはずです。
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