やま君だだちゃ豆って、普通の枝豆と何が違うの?
宮さん食べてみたいけど、いつ・どこで買えるのかわからない…
夏の山形・庄内地方には、「枝豆の王様」と呼ばれる特別な豆があります。鶴岡市の限られた地域でしか本来の味にならない、在来種の枝豆「だだちゃ豆」です。
実はこのだだちゃ豆、楽しめる期間は夏のわずか1ヶ月半ほど。しかも時期によって品種がリレーのように入れ替わり、味も香りも変わるので「いつ買うか」がとても大切なんです。
山形県庄内地方に住み、東北の食を発信している私が、地元だからこそ知っている旬のリレーと、味を最大限に引き出す茹で方、そして確実に手に入れる方法までまとめました。
人気の生産者さんの豆は毎年先行予約で完売します。読み終わったら、ぜひ今年の分を早めにチェックしてみてくださいね。

荒生沙緒利
SAORI ARAO
- 山形県アンバサダー@東北観光推進機構 東北PR局
- フリーアナウンサー
- 山形県酒田市在住
だだちゃ豆とは?普通の枝豆との違い

だだちゃ豆は、山形県鶴岡市の白山(しらやま)地区を中心に受け継がれてきた在来種の枝豆です。明治後期、白山の森屋家の初さんが譲り受けた茶豆の中から味の良い豆を選び抜き、「藤十郎だだちゃ」を育てたのがルーツとされています。
種は各農家が自分の畑で選び続けて代々受け継ぐ「自家採種」。門外不出の家伝の宝として守られてきました。しかも白山地区周辺の土壌と気候でしか本来の風味が出ないと言われる、まさに「そこでしか育たない豆」なんです。
「だだちゃ」は庄内弁で「お父さん」のこと。昔、枝豆好きだった庄内藩の殿様が「今日はどこのだだちゃの豆か?」と尋ねたことが名前の由来という説が有名です。
旬はいつ?品種リレーで変わる味

だだちゃ豆の旬は7月下旬から9月中旬まで。この間、早生から晩生へと品種がリレーのようにつながり、少しずつ味わいが変化していきます。
| 時期の目安 | 品種 | 味の特徴 |
|---|---|---|
| 7月下旬〜8月上旬 | 極早生・早生甘露 | さっぱり軽やか。シーズンの走り |
| 8月上旬〜中旬 | 早生白山 | 甘みがぐっと増してくる |
| お盆頃〜8月下旬 | 白山(本豆) | 最盛期。香り・甘みのピーク |
| 9月上旬〜中旬 | 晩生品種 | 濃厚な味わいでシーズンを締める |
さおり迷ったら、お盆頃の「白山」を選んでください。地元でも「やっぱり白山」という人が多い、一番人気のタイミングです
スーパーの店頭に並ぶのを待つより、7月のうちに先行予約しておくのが地元流。最盛期の白山は注文が集中するので、収穫が始まる前に予約枠を押さえておくと安心です。
地元流・味を引き出す茹で方(勝負は3〜4分)

だだちゃ豆の美味しさは「茹で方しだい」と言われるほど。手順はシンプルですが、ポイントを外すと風味が半減してしまいます。
- ボウルに豆と少なめの水を入れ、うぶ毛を落とすようにゴシゴシこすり洗いする
- 大きめの鍋に豆の3〜4倍の湯を沸かし、塩を少々入れる
- 強火で一気に3〜4分。浮いてきた豆は菜箸で沈める
- サヤが少し開きかけたらすぐザルへ。塩を振り、うちわで一気に冷ます
茹で過ぎは厳禁!余熱でも火が入るので「少し固いかな」で引き上げるのがコツ。水にさらすと香りが逃げるので、必ずうちわで冷ましてください。
茹でている間、台所いっぱいに広がる香ばしい香りこそ、だだちゃ豆の醍醐味。ビールのお供のイメージが強い枝豆ですが、私はキリッと冷やした庄内の日本酒と合わせるのが好きです。
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確実に手に入れる方法|通販・ふるさと納税

だだちゃ豆は鮮度が命。収穫したその日から香りが落ち始めるため、地元では「朝採りをその日のうちに茹でる」のが常識です。遠方の方には、生産者直送の通販やふるさと納税の先行予約がおすすめです。
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\本場白山産は毎年完売!先行予約をチェック/
もし夏に庄内へ旅行する予定があるなら、直売所や物産館で朝採りを買って、宿で楽しむのも最高の贅沢。鶴岡には話題の宿もありますよ。
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よくある質問(FAQ)
まとめ|今年の夏は「本物の枝豆」を
- だだちゃ豆は鶴岡市白山地区発祥、門外不出の在来種枝豆
- 旬は7月下旬〜9月中旬。最盛期はお盆頃の「白山」
- 茹で時間は強火で3〜4分。水にさらさず、うちわで冷ます
- 人気の白山産は先行予約が確実。ふるさと納税の返礼品もあり
短い旬を逃さず味わえるのは、準備をした人だけ。今年の夏は、香りから違う「本物の枝豆」をぜひ体験してみてください。
\旬に間に合ううちに予約だけでも/

