夕食にもう一品、家族が喜ぶ新しい料理を探していませんか?
青森には、たった2つの材料で作る冬の郷土料理「まだらの子和え」があります。
真鱈の卵を使ったこの料理は、昭和の頃から青森の家庭で親しまれてきた一品です。
この記事では、本場青森の「まだらの子和え」の作り方と、おいしく仕上げるコツをご紹介します。


荒生沙緒利
SAORI ARAO
- 山形県アンバサダー@東北観光推進機構 東北PR局
- フリーアナウンサー
- 山形県酒田市在住
青森の冬の郷土料理「まだら子和え」とは|真鱈の卵で作る家庭の定番おかず
青森の冬の家庭料理として知られる「まだら子和え」。真鱈(まだら)の卵を使い、甘辛い味付けで仕上げる郷土料理です。シンプルな材料で作れるため、昔から家庭で作られてきました。
寒い季節の食卓にぴったりの、どこか懐かしい味です。
まだら子和えとは|正月料理の一品から青森の家庭料理まで
・甘じょっぱい味付けでご飯に合う
・ぷちぷちとした食感が楽しめる
・家庭で受け継がれてきた冬の定番料理
・あと一品の副菜としても作りやすい
・お正月料理としても親しまれる一品
シンプルな材料で作れるため、昔から家庭で作られてきました。あと一品ほしいときの副菜や作り置きとしても重宝され、北国の冬の食卓を支えてきた郷土料理です。
青森の真鱈とは|冬の海が育てる北国の味覚
・毎年12月〜2月に旬を迎える冬の魚
・陸奥湾に産卵のため集まる
・身が締まり旨味が濃い
・卵は粒が大きく食感が良い
・身・白子・卵まで余すことなく食べられる
また、陸奥湾に面する青森県むつ市脇野沢地区は「鱈の里」と呼ばれる鱈漁の盛んな地域。毎年冬には「真冬の鱈まつり」も開催され、青森の冬の味覚として多くの人に親しまれています。
「まだら子あえ」レシピ
材料(4人分)

- まだらの子(卵) 200g
- つきこんにゃく 400g
- 生姜(薄切り) 4~5枚
- 熱湯 適量
- サラダ油 大さじ1
- 細ねぎ(小口切り)1~2本
⭐︎合わせ調味料
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- さとう 大さじ1と1/2
- しょうゆ 大さじ5
- だし汁 カップ1/2
作り方




- 冬の旬野菜|大根アレンジ
大根は煮ることで甘みが増し、まだら子の旨味をしっかり吸い込みます。味が染みたやわらかい大根は、ご飯が進むおいしさ。 - にんじん入り|彩りカラフルバージョン
細切りのにんじんを加えることで、オレンジ色が加わることで見た目がぐっと華やかに。 - しらたきで時短|やわらか食感バージョン
ほどよい弾力がありながら食感がやわらかく、味も染み込みやすいのが特徴。下処理や煮込み時間が短くなる。
失敗しない!まだら子和えの作り方のコツ
新鮮なまだらの子は皮にハリがある

まだらの子の皮は、黒やまだら模様、薄いピンクなどさまざまな色があります。一見すると驚く見た目ですが、皮の色よりも中の卵の状態を見ることがポイントです。
新鮮なものは、
- 中の卵がきれいな薄ピンク色
- 表面にツヤがある
- 粒がしっかりしていてハリがある
こうした特徴があります。粒がしっかりしたものを選ぶと、仕上がりのプチプチとした食感も格別になります。
さおり初めて見た卵のかたまりは黒いものだったので、その皮の色の見た目にビックリしてしまいました。
熱湯をかけて下処理をする

軽く熱湯をかけることで、独特のにおいがやわらぎ、食べやすくなります。さらに、粒の形が引き締まり、プチプチとした食感もきれいに残ります。
ただし注意したいのが、お湯に長く浸けないこと。
熱湯は「さっと回しかける程度」で十分です。長時間お湯にさらしてしまうと、卵が固くなり、食感が損なわれてしまいます。
よくある質問
- 生のまだらこが手に入らない時は?
-
スーパーに売っている冷凍のたらこでも代用で代用できます。流水解凍や冷蔵庫内で自然解凍してから使ってくださいね。
- 子どもが薄味を好む場合は?
-
合わせ調味料を2/3量にすると、優しい味わいになります。
- 作り置きできますか?
-
冷蔵保存で2日ほど保存可能。密閉容器に入れて保存しましょう。
作り置きOKなのが嬉しいポイント!冷蔵庫で3日、冷凍なら1ヶ月保存できます。
密閉容器にはジップロック コンテナーがおすすめ。
まとめ|青森の冬のごちそう「まだら子和え」真鱈の卵で作る郷土料理
青森の冬の郷土料理「まだら子和え」は、海の恵みを感じられるやさしい味わいの一品。シンプルな材料で作れるうえ、短時間で完成する時短レシピとしても優秀です。
あと一品ほしいときの副菜としても重宝し、作り置きにも便利。忙しい日でも気軽に作れるのが魅力でしょう。
寒い季節に食べたくなる、どこか懐かしい味。
東北の冬の食文化を感じながら、ご家庭でもぜひ楽しんでみてください。

